レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年01月08日
- 登録日時
- 2018/11/25 17:58
- 更新日時
- 2018/11/25 18:00
- 管理番号
- 9000019592
- 質問
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解決
甲府城の解体の状況について知りたい。明治6年の廃城令によって、どのような手続きで廃城作業が行われたのか、移築などがなかったか、その後の跡地の管理は誰がどのようにしたのかなどがわかる資料を紹介してほしい。
- 回答
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参考資料をご覧ください。
- 回答プロセス
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1.『日本歴史地名大系19山梨県の地名』(平凡社 1995年)の「甲府城跡」(p.303-308)の[明治以降](p.307)で所轄の変遷など簡略な概要がわかる。
2.『甲斐』119号(山梨郷土研究会 2009年)掲載「甲府城払下げ問題落着一件」(秋山敬、p.115-130)では、明治6年前後、明治30年前後、昭和2年頃の3期の払い下げ問題ついて検討。『山梨県史研究10』に関連論文があることがわかる。
3.『山梨県史研究』10(山梨県教育庁県史編さん室編 山梨県 2002年)の「明治初年の甲府城」(秋山敬 p.91-106)は、甲府城の内城の明治6年前後の状況について、建物撤去の経緯などを記述。
4.『甲府城総合調査報告書』(甲府城総合学術調査団編 山梨県教育委員会 1969年)の第1編第1章1「調査の意義」(p.3-4)、第2編第1章第8節「甲府城の変遷」(p.22)に、明治期の簡略な概要。
5.『県指定史跡甲府城跡 甲府城跡保存活用等調査検討委員会報告書』(山梨県教育委員会 2009年)に「甲府城年表(明治以後)」(p.7-11)があり、年譜には出典が明記されていて、『武田氏研究』31号、33号に掲載された記事の情報あり。第2章第2節「甲府城跡地利用の変遷」(p.12-14)にも概略の記述がある。
6.『武田氏研究』31号(武田氏研究会 2005年)「史料紹介明治初年の甲府城関係史料(1)」(秋山敬 p.35-49)、同33号(同 2006年)「同(2)」(同 p.56-76)は、「山梨県行政文書」(山梨県立図書館所蔵)にある甲府城関係史料を翻刻したもの。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本の建築 (521 9版)
- 中部地方 (215 9版)
- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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日本歴史地名大系 第19巻 (山梨県の地名). 平凡社, 1995.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002463416-00 , ISBN 4582490190 (p.307) -
甲府城総合学術調査団 編 , 甲府城総合学術調査団. 甲府城総合調査報告書. 山梨県教育委員会, 1969.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I077389645-00 (p.3-4,22) -
山梨県教育委員会/編集. 県指定史跡甲府城跡 : 甲府城跡保存活用等調査検討委員会報告書. 2009.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I005565288-00 (p.7-14) - 甲斐(山梨郷土研究会) 第119号 磯貝正義先生追悼. 20090725 (p.115-130)
- 山梨県史研究(山梨県) 第10号 近世の山村と林産物交易-甲州郡内地域を中心に-. 20020328 (p.91-106)
- 武田氏研究(武田氏研究会) 第31号. 20050301 (p.35-49)
- 武田氏研究(武田氏研究会) 第33号. 20060131 (p.56-76)
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日本歴史地名大系 第19巻 (山梨県の地名). 平凡社, 1995.
- キーワード
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- 甲府城
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000246371