レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010.08.12
- 登録日時
- 2012/05/22 02:00
- 更新日時
- 2012/05/22 02:00
- 管理番号
- 新市図-01060
- 質問
-
未解決
佐渡で日露戦争の頃にロシア兵の埋葬された墓があるそうだが,それについて記載のある資料はないか。
質問者は佐渡市ホームページの「ロシア兵の墓」の記述を参照済。できれば註釈にある「広報りょうつ」を見たい。
- 回答
-
「広報りょうつ」については佐渡市立図書館をご案内。
新潟県立図書館所蔵の『佐渡 安照寺史』p432~434に記載があることをお伝えする。
「佐渡新聞」および「佐渡毎日新聞」が当時発行されていたこと,国立国会図書館にマイクロフィルムが所蔵されていることをお伝えした。
- 回答プロセス
-
「広報りょうつ」の所蔵はなし。
両津や佐渡関連の資料として
(1)『街道の日本史24 越後平野・佐渡と北国浜街道』(池亨編 原直史編 吉川弘文館 2005)
(2)『佐渡古寺巡礼』(山本修巳共著 新潟日報事業社出版部 1994)
(3)『幕末明治の佐渡日記』(磯部欣三 恒文社 2000)
(4)『両津市史 上巻・下巻』(両津市役所 1987・1989)
(5)『両津町史』(両津市中央公民館 1969)
には記載なし。
佐渡市ホームページ(http://www.city.sado.niigata.jp/s_seeing/map/each_s/32.shtml)の記載に「梶井照雄さん(安照寺住職)の調査によると~」とある。
新潟県内の図書館の所蔵を「梶井照雄」で検索し『佐渡 安照寺史』(梶井照雄 安照寺 2007)が新潟県立図書館にあり。県立図書館に記述の有無を確認。p432~434に「日本海海戦ロシア兵の墓」として掲載ありとの返答。
Google(インターネット検索サイト)検索にて「佐渡」+「安照寺」+「墓」で検索。個人ブログに安照寺内に「偲選堂」という日露戦争の戦没者をまつるお堂の記載あり。
また,「平成19年佐渡市教育委員会 佐渡伝統文化研究書年報(PDF)」より,『佐渡相川の歴史資料集2 墓と石造物』(相川町史編纂委員会 1973)の記載があり,資料を確認したが記載はなし。
新聞記事検索のため,明治38年頃の佐渡の新聞を検索したところ,佐渡新聞および佐渡毎日新聞があったことがわかる。いずれも国立国会図書館にマイクロフィルムがあるのみ。
- 事前調査事項
- NDC
-
- アフリカ史 (240 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 佐渡
- 日露戦争
- 墓
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般利用者
- 登録番号
- 1000106370