レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20120315
- 登録日時
- 2014/09/01 13:00
- 更新日時
- 2022/06/02 13:59
- 管理番号
- 鎌中-2014053
- 質問
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解決
瑞泉寺の吉田松陰の碑に刻まれている漢詩が知りたい。
- 回答
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『吉田松陰全集 第七巻』
p69に載っています。「遙かに瑞泉寺上人を憶ふ(二首)」のうちの一首です。
瑞泉寺にあるのは、「吉田松陰留跡碑」(よしだしょういん りゅうせき の ひ)で、1929年(昭和4)年に建てられました。徳冨蘇峰の書です。
- 回答プロセス
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①まず瑞泉寺について調べる。
お寺の事典、史跡の事典、鎌倉市史など。
②『かまくら子ども風土記』の瑞泉寺の項に吉田松陰の碑と、それに刻まれている漢詩の意味が書いてあった。しかし原文はない。
③吉田松陰×漢詩でネット検索したところ、「吉田松陰漢詩集」が『江戸漢詩選 四 志士』に所収されていることがわかった。
しかし当館では所蔵していない。
④地下書庫の『吉田松陰全集』をめくる。第7巻に「松陰詩稿」があったので、見ていくと、「遙かに瑞泉寺上人を憶ふ(二首)」が見つかった。
そのうちの一種が該当の漢詩だった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本思想 (121 8版)
- 日本 (291 8版)
- 参考資料
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- 『かまくら子ども風土記(上)』 鎌倉市教育研究所 鎌倉市教育委員会 平成12 【K1 291.3】
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『吉田松陰全集 第七巻』 山口県教育会 岩波書店 昭和14 【121】
p69 遙かに瑞泉寺上人を憶ふ(二首)
- キーワード
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- 吉田松陰 よしだ しょういん
- 吉田松陰留跡碑 よしだ しょういん りゅうせき の ひ
- 瑞泉寺 ずいせんじ
- 碑
- 漢詩
- 徳冨蘇峰 とくとみ そほう
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000159225