レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年02月08日
- 登録日時
- 2023/02/08 11:20
- 更新日時
- 2023/03/29 17:40
- 管理番号
- 20120212
- 質問
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解決
どんど焼きの時に作るまゆだま(稲の花)について知りたい
- 回答
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稲の花とは、小正月(どんど焼き、三九郎などとも呼ばれる)に行われる火祭りで食べる米粉で作る団子のこと。地方によって、繭だま、もち花、柿玉など、さまざまな形や呼び名がある。
どんど焼きと稲の花についての資料として、下記資料をご案内する。
1.「写真が語る佐久の年中行事」(P34~36)
2.「小諸市誌 歴史編(三)」(P388)どんど焼きの記述の中に‘稲の花‘の記述
3.「信州の郷土食」( 444p、449~461p)
4.「年中行事コツのコツ1 新年のしきたり」(40~41p)には、作り方についての記述あり。
- 回答プロセス
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1.どんど焼きとのキーワードから、郷土食、行事食、年中行事関係の資料をあたってみる。
2.『日本の心を伝える年中行事事典』の小正月の章(22~25p)に、全国の小正月の行事についての記述があったが、どんど焼き、稲の花というワードはみあたらなかった。
3.『信州の郷土食』の‘小正月‘を紹介する項目(444p)に、「その火で焼いて食べるのが、米の粉を練って作るまゆ玉、稲の花などという団子の一種」との記述あり。同著の‘年中行事と食べ物一覧‘(449~461p)には、長野県内のいくつかの町村の小正月に食べる食べ物の中に「稲の花」の記述あり。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- (1) 写真が語る佐久の年中行事 渡辺 重義∥著 森出版 1994.3 386.15 P34~36
- (2) 小諸繁昌記 塩川友衛/復刻編纂 櫟 2002.2 215.2 P205
- (3) 小諸市誌 歴史篇3近世史 小諸市誌編纂委員会/編纂 小諸市教育委員会 1991.12 215.2 P388、P981~982
- (4) 信州の郷土食 長野県商工会連合会婦人部/編 銀河書房 1985.7 596.21 444p、449~461pにまゆだま、稲の花の記述あり
- (5) 年中行事コツのコツ 1 リブリオ出版 2007.4 386.1 978-4-86057-297-6 40~41pに繭玉のつくり方の記載あり
- キーワード
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- まゆだま
- いねのはな
- どんどやき
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000328694