レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/2/8
- 登録日時
- 2022/04/07 00:30
- 更新日時
- 2022/06/03 10:43
- 管理番号
- 6000007722
- 質問
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解決
お祝い事で使われるくす玉はいつからあるのか、どのような意味があるのかなどいわれを知りたい。
- 回答
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『世界大百科事典』8巻(平凡社)、P86「くすだま(薬玉)」では「端午の節供に用いる飾物。元は中国から伝来した習俗」とあり、5月5日に「くすだま」をひじにかけることで邪気をはらい、悪疫を除き寿命をのばすききめがあると古くから言われていた。
日本で初めて薬玉について書いた文献は、仁明天皇の『続日本後紀』(849年)に見られる。
『歴史から生まれた日常語の由来辞典』(武光誠/著 東京堂出版 )には「宮廷の端午の節句に用いられたもので、薬を玉状にした「くすりだま」であった。「くすりだま」がつまって「くすだま」になると記述あり。
『暮らしのことば 新語源辞典』(山口佳紀/編 講談社)「現在は開業祝いなどで使うが、もとは魔除けの縁起物で平安時代からあった」と日本でのくすだまの起源も書かれている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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山口佳紀 編 , 山口, 佳紀, 1940-. 暮らしのことば新語源辞典. 講談社, 2008.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009898623-00 , ISBN 9784062653404 -
新村 出/編. 広辞苑 第7版. 岩波書店, 2018-01.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I081371586-00 , ISBN 9784000801317 -
世界大百科事典 8 (ク-ケホ) 改訂新版. 平凡社, 2007.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009140476-00 -
編集: 日本大辞典刊行会. 日本国語大辞典 第6巻 (きぬーくるん). 小学館, 1973.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001255016-00 -
武光誠 著 , 武光, 誠, 1950-. 歴史から生まれた日常語の由来辞典. 東京堂出版, 1998.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002688183-00 , ISBN 4490104863
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山口佳紀 編 , 山口, 佳紀, 1940-. 暮らしのことば新語源辞典. 講談社, 2008.
- キーワード
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- くすだま
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 事項
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000314809