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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
函南町立図書館 (2400026)管理番号
(Control number)
2022012001
事例作成日
(Creation date)
2022年01月20日登録日時
(Registration date)
2022年01月21日 13時19分更新日時
(Last update)
2022年01月22日 13時02分
質問
(Question)
函南町内にある歴史人物ゆかりの場所(史跡など)を知りたい。また、その場所が誰にゆかりがあるのかも知りたい。
回答
(Answer)
下記資料を参考にした。
・『函南町の文化財(第二版)』函南町文化財保護審議委員会/編集, 函南町教育委員会, 1983
・『函南町の文化財(第三版)』函南町教育委員会/編集, 函南町教育委員会, 1991
・『町民が選んだ文化財50選』函南町教育委員会社会教育課/編集, 函南町教育委員会, 1984
・『函南町誌 中巻』函南町誌編集委員会/編集, 函南町, 1984
・『函南町内寺院』斎藤 武雄/著, 斎藤 武雄, 1996


下記の史跡について紹介した。

①「万巻上人の墓(新光寺跡)」(函南町桑原)…ゆかりの人物「万巻上人」
→石の祠が祀られており、万巻塚と呼ばれる。万巻上人は桑原の地を愛されていたので、弟子達が上人の霊を安んじようと建てたお寺である。万巻上人は奈良時代の僧。
【参考文献】『函南町の文化財(第二版)』p.21

②「東光寺」(函南町上沢)…ゆかりの人物「源義光」
→往古は真言宗にして開基は源義光と伝えられている。
【参考文献】『函南町誌 中巻』p.380/『函南町内寺院』p.43

③「駒形堂」(函南町軽井沢)…ゆかりの人物「源頼朝、平将門、畠山重忠」
→源頼朝や平将門にまつわる伝説が伝わる。駒形像は頼朝がこの地で得た名馬「池月」に乗った姿を、彼の家臣秩父重忠(=畠山重忠)が矢の根で刻んだとも伝えられる。
【参考文献】『函南町の文化財(第三版)』p.32/『函南町の文化財(第二版)』p.30

④「六萬部寺」(函南町柏谷)…ゆかりの人物「源頼朝、文覚上人、護良親王」
→六萬部寺にある経塚には源頼朝・文覚上人・護良親王に関する伝説が多く、その名称も頼朝が六万部の経を読破したことからだと伝えられる。
【参考文献】『函南町の文化財(第三版)』p.36/『函南町の文化財(第二版)』p.24/『町民が選んだ文化財50選』43番目の文化財/『函南町内寺院』p.17/『函南町誌 中巻』p.370

⑤「間宮八幡宮(廣渡寺)」(函南町間宮)…ゆかりの人物「源頼朝」
→源家再興後、建久3年(1192)征夷大将軍となった源頼朝により社殿が造営された。
【参考文献】『函南町誌 中巻』p.383/函南町内寺院』p.47

⑥「仁田忠常の墓」(函南町仁田)…ゆかりの人物「仁田忠常、仁田忠正、仁田忠時」
→仁田家の屋敷内に現在三基(忠常と弟2人)の五輪塔が祀られている。
【参考文献】『函南町の文化財(第三版)』p.38/『函南町の文化財(第二版)』p.19/『町民が選んだ文化財50選』44番目の文化財

⑦「慶音寺」(函南町仁田)…ゆかりの人物「仁田忠常、仁田氏」
→仁田忠常の菩提寺で、元亀元年(1570)に創立。仁田家に隣接し、同家の菩提寺。
【参考文献】『函南町誌 中巻』p.365/『函南町内寺院』p.5

⑧「田代城跡」(函南町田代)…ゆかりの人物「田代信綱」
→源頼朝の武将・田代冠者信綱の城跡と伝えられる。
【参考文献】『函南町の文化財(第三版)』p.39/『町民が選んだ文化財50選』38番目の文化財

⑨「北条宗時の墓・ 狩野茂光の墓」(函南町大竹)…ゆかりの人物「北条宗時、狩野茂光」
→大小二基の宝筐印塔があり、大きい方が宗時、小さい方は狩野茂光の墓と伝えられる。
【参考文献】『函南町の文化財(第三版)』p.40/『函南町の文化財(第二版)』p.20/『町民が選んだ文化財50選』37番目の文化財

⑩「高源寺」(函南町桑原)…ゆかりの人物「道昭、行基、空海、源頼朝、丹後局、比企尼、文覚上人、万巻上人」
→道昭、行基、空海、源頼朝、丹後局などにまつわる史実や伝説にも富む寺である。空海の開創ともいわれる。伝えられるところでは、僧道照、行基、万巻、空海等の修法の旧蹟であったという。源頼朝伊豆配流の折には頼朝の乳母の比企尼の計らいで文覚上人と源氏再興の作戦計画をした寺ともいわれる。
【参考文献】『函南町の文化財(第三版)』p.41/『函南町の文化財(第二版)』p.21/『町民が選んだ文化財50選』33番目の文化財/『函南町内寺院』p.35/『函南町誌 中巻』p.377

⑪「不動の滝」(函南町桑原)…ゆかりの人物「文覚上人」
→滝前に小祠があり、伝説によると文覚作という不動尊が祀られている。
【参考文献】『町民が選んだ文化財50選』32番目の文化財

⑫「かんなみ仏の里美術館」(函南町桑原)…ゆかりの人物「北条宗時、北条時政、実慶」
→収蔵品の「阿弥陀如来及両脇像」は、『吾妻鏡』に石橋山合戦で戦死した北条宗時の墳墓堂が伊豆国桑原郷にあったことが記されていることなどから、源頼朝の舅・時政が、戦死した息子・宗時の慰霊のために、慶派の仏師・実慶に造像させたと考えられている。
【参考サイト】かんなみ仏の里美術館公式サイト

⑬「十国峠(源実朝の歌碑)」(函南町桑原/熱海市)…ゆかりの人物「源実朝」
→鎌倉幕府の三代将軍源実朝が詠んだ歌碑が昭和7年(1932)に建てられた。
【参考文献】『函南町の文化財(第三版)』p.49/『函南町の文化財(第二版)』p.44


⑭「心浄寺」(函南町畑毛)…ゆかりの人物「心誉上人、足利政知、足利一族」
→開山した心誉上人は室町幕府足利氏の一族であるといわれ、堀越公方足利政知をはじめ、應仁、文明の戦乱に倒れた足利一族や家臣の菩提を弔ったと考えられる。
【参考文献】『函南町内寺院』p.21

⑮「山中城跡」(函南町桑原/三島市)…ゆかりの人物「後北条氏、北条氏康、豊臣秀吉、松田康長、間宮康俊」
→後北条氏が小田原を守る城として、3代北条氏康のときに築城。豊臣秀吉との間でこの地で合戦が行われ、北条方は城将の松田康長などが戦死した。二の丸の地にある宗閑寺は出丸の守将、間宮康俊の娘が、亡父の菩提を葬うため建立を念願、志果たさず一族間宮小五郎が建立したもの。
【参考文献】『函南町の文化財(第三版)』p.4/『函南町の文化財(第二版)』p.12

⑯「田中城(桑原砦)跡」(函南町桑原)…ゆかりの人物「田中内膳」
→田中内膳が築城した山中城の支城。田中内膳は伊勢長氏(=北条早雲)の外祖父である。
【参考文献】『町民が選んだ文化財50選』30番目の文化財

⑰「泉龍寺(毘沙門堂)」(函南町軽井沢)…ゆかりの人物「諏訪頼重」
→泉龍寺境内にある毘沙門堂は、天分年間(1540年頃)武田信玄により滅ぼされた信濃の諏訪頼重の家臣たちが主家再興を願い、金毘羅天を祀ったものといわれている。
【参考文献】『函南町内寺院』p.31

⑱「妙高寺」(函南町大土肥)…ゆかりの人物「小畠高勝」
→武田家の家臣で大豆戸の城主であった小畠越前守高勝が母堂の菩提を弔うため当山を開いた。
【参考文献】『函南町誌 中巻』p.367/『函南町内寺院』p.11

⑲「興聖寺」(函南町塚本)…ゆかりの人物「徳川家斉」
→寺の秘宝として江戸幕府11代将軍徳川家斉のお墨付や九条衣がある。
【参考文献】『函南町誌 中巻』p.385/『函南町内寺院』p.51

⑳「箱根旧街道」(函南町桑原/三島市/箱根町)…ゆかりの人物「皇女和宮、江川英敏」
→皇女和宮が江戸幕府14代将軍徳川家茂のもとに降嫁するにあたって、幕府が時の代官江川太郎左衛門英敏に命じて、文久元年(1861)に大改修工事を行った時の石畳が現存。
【参考文献】『函南町の文化財(第三版)』p.34/『函南町の文化財(第二版)』p.10

㉑「旧東海道の一里塚」(函南町桑原)…ゆかりの人物「大久保長安」
→慶長9年(1604)2月、幕府の命を受けて、大久保長安が東海道・東山道・北陸道に一里塚を築かせた。
【参考文献】『函南町の文化財(第二版)』p.11

㉒「大場の久八の墓(廣渡寺)」(函南町間宮)…ゆかりの人物「大場の久八」
→大場の久八は、文化11年(1814)伊豆国仁田に生まれる。東京湾岸のお台場の製造に尽力した人物として知られる。
【参考文献】『函南町の文化財(第二版)』p.39/『函南町誌 中巻』p.383/『函南町内寺院』p.47

㉓「空波の句碑」(函南町仁田)…ゆかりの人物「雅仏堂空波」
→俳人・雅仏堂空波は、富士川町に生まれ、文政~明治までの約80年間俳人として生きた。晩年仁田でその一生を終えた。
【参考文献】『函南町の文化財(第二版)』p.37

㉔「丹那の記念碑(酪農頌徳碑)」(函南町丹那)…ゆかりの人物「川口秋助、井出彦四郎」
→丹那盆地の北西に丹那酪農の基礎確立や普及に努めた功績を称えて二人の酪農頌徳碑が建てられた。
【参考文献】『函南町の文化財(第三版)』p.50/『函南町の文化財(第二版)』p.33
回答プロセス
(Answering process)
地域資料コーナーに直接行き、函南町の文化財や寺院、神社などについて紹介している本を探し、歴史上の人物にゆかりがあるものがないかを調べた。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC 
参考資料
(Reference materials)
函南町文化財保護審議委員会編 , 函南町文化財保護審議委員会. 函南町の文化財. 函南町教育委員会, 1983.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I010496426-00
https://www.lics-saas.nexs-service.jp/tosyokan.town.kannami/webopac/searchdetail.do?biblioid=21044  (当館ホームページでPDF資料を公開( https://www.lics-saas.nexs-service.jp/tosyokan.town.kannami/news/digital.html ))
函南町教育委員会/編集 , 函南町教育委員会. 函南町の文化財. 函南町教育委員会, 1991.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I015388348-00
https://www.lics-saas.nexs-service.jp/tosyokan.town.kannami/webopac/searchdetail.do?biblioid=20947  (当館ホームページでPDF資料を公開( https://www.lics-saas.nexs-service.jp/tosyokan.town.kannami/news/digital.html ))
函南町教育委員会社会教育課/編集. 町民が選んだ文化財50選. 函南町教育委員会, 1984.
https://www.lics-saas.nexs-service.jp/tosyokan.town.kannami/webopac/searchdetail.do?biblioid=222187  (当館ホームページでPDF資料を公開( https://www.lics-saas.nexs-service.jp/tosyokan.town.kannami/news/digital.html ))
函南町誌編集委員会/編集 , 函南町誌編集委員会. 函南町誌 中巻. 函南町, 1984.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I015388347-00
https://www.lics-saas.nexs-service.jp/tosyokan.town.kannami/webopac/searchdetail.do?biblioid=164471  (当館ホームページでPDF資料を公開( https://www.lics-saas.nexs-service.jp/tosyokan.town.kannami/news/digital.html ))
キーワード
(Keywords)
函南町
文化財
史跡
寺院
神社
歴史人物
歴史上の人物
偉人
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介 事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
役場 団体
登録番号
(Registration number)
1000311004解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
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