レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/10/24
- 登録日時
- 2021/11/27 00:30
- 更新日時
- 2021/11/27 00:30
- 管理番号
- 6001052172
- 質問
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解決
日本の古代から現代までの衣服の変遷について、時間軸に沿って図や絵等でわかる資料を紹介して欲しい。
- 回答
-
以下の資料があります。
【図書】
・『原色日本服飾史』(井筒雅風/著 光琳社出版 1989.12)
縄文時代から昭和初期の男女の衣服について、見開きで一衣装を紹介解説している資料です。風俗博物館の所蔵品を撮影しています。写真図版(カラー)は等身大の人形に復原衣装(一部現存する実物)を着装させたもので、前からの図、後ろからの図が掲載されています。それぞれに数行の解説と、着装品の名称を示すための挿絵が掲載されています。
・『図説日本服飾史事典』(増田美子/編 東京堂出版 2017.9)
日本の服飾の歴史を8期に時代区分し、時代を追って解説文を記し、カラー図版を掲載した資料です。
第1期:原始衣服の時代(縄文~弥生時代)
第2期:胡服の時代(古墳~飛鳥時代)
第3期:唐風服飾の時代(白鳳~平安時代前期)
第4期:国風化の時代(平安中期~後期)
第5期:武家服飾の成立と発展の時代(鎌倉~室町時代)
第6期:庶民服飾文化の開花の時代(戦国・安土桃山~江戸時代)
第7期:洋装化の時代(明治~昭和前期)
第8期:ファッションの国際化の時代(昭和後期~現代)
第5期までは絵図版が中心ですが、第6期以降は現物写真図版もあります。
・『日本衣装絵巻:卑弥呼から篤姫の時代まで』(京都染織文化協会/監修 神戸ファッション美術館 2015.10)
2015~2016年に神戸ファッション美術館で開催された展示の図録です。現代の衣服はありませんが、史実を元に考証され、復元された古墳時代から江戸時代の女性の衣装が掲載されています。
・『日本のファッション:明治・大正・昭和・平成』(城一夫/[ほか]著 青幻舎 2007.10)
明治以降の衣服をイラストで示した資料です。年代を10年ごとに区切り、計400点のイラストを掲載しています。巻末には年代ごとに流行した色がわかる「日本の流行色一覧」や、ブームとなったファッションや当時の社会の状況がわかる「ファッション年表」が掲載されています。
【WEB】
・風俗博物館 「日本服飾史 資料」(2021/10/24現在)
https://www.iz2.or.jp/fukushoku/f_disp.php?page_no=0000001
京都の風俗博物館が作成・公開しています。
図書で紹介しました『原色日本服飾史』と同じ内容です。
・風俗博物館「新 日本服飾史〈序〉」(2021/10/24現在)
https://costume.iz2.or.jp/
同じく風俗博物館が作成・公開しています。
飛鳥時代から鎌倉時代の日本の服飾を写真付きで解説しています。
[事例作成日:2021年10月24日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 衣食住の習俗 (383 10版)
- 参考資料
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- 原色日本服飾史 井筒/雅風∥著 光琳社出版 1989.12
- 図説日本服飾史事典 増田/美子‖編 東京堂出版 2017.9
- 日本衣装絵巻 京都染織文化協会‖監修 神戸ファッション美術館 2015.10
- 日本のファッション 城/一夫∥著 青幻舎 2007.10
- https://www.iz2.or.jp/fukushoku/f_disp.php?page_no=0000001 (風俗博物館 「日本服飾史 資料」(2021/10/24現在))
- https://costume.iz2.or.jp/ (風俗博物館「新 日本服飾史〈序〉」(2021/10/24現在))
- キーワード
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- 服飾(フクショク)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000308065