レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年9月6日
- 登録日時
- 2021/11/12 14:56
- 更新日時
- 2021/12/06 16:41
- 管理番号
- 武蔵浦和-1-00136
- 質問
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解決
「春のやよいの」からはじまる越天楽今様(えてんらくいまよう)について、この歌詞は鎌倉時代の僧「慈円」によるものとされているが、そのことが明記されている資料が見たい。
- 回答
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回答プロセス欄中の◎と〇がついた資料を提供した。
- 回答プロセス
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・業務システムで、慈円×業務主題検索
×188.42『慈円』多賀宗隼/著 吉川弘文館 1985
×188.4『慈円の研究』多賀宗隼/著 吉川弘文館 1980
・調べているうちに、慈円は慈鎮とも言うようなので、
業務システムで、慈鎮×業務主題検索
×081.5『群書類従 第13輯』訂正3版 塙保己一/編纂 続群書類従完成会 1979
「慈鎮自歌合」が抄録に記載あり。
歌合の記録。
・「越天楽今様」について調べる。
×R210.03『国史大辞典2 う-お』吉川弘文館 1980
p306 越天楽
曲には触れられているが、歌詞のことは無し。
×R210.03『国史大辞典6 こま-しと』吉川弘文館 1985
p648 慈円
『愚管抄』や『新古今和歌集』のことなどは触れられているが、
越天楽今様についての記載は無し。
〇K767『教科書にでている童謡・唱歌のふるさと 3』大賀寛/監修・著 岩崎書店 2006
p20「越天楽今様」4番まで歌詞あり。歌詞の解説部分に慈鎮和尚『拾玉集』で発表された和歌とあり。
◎R911.1『新編 国歌大観 第三巻[1]』角川書店 1985
p739『拾玉集 第五』(慈円) 三段目「今様」花5729 郭公5730 月5731 雪5732
この4つの和歌が4番までの歌詞になっている。
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 10版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000307546