レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20210414
- 登録日時
- 2021/08/26 17:56
- 更新日時
- 2022/08/10 12:27
- 管理番号
- 2021033
- 質問
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解決
織田信長、豊臣秀吉がそれぞれどのような朱印・黒印を使っていたか。またどのように使いわけていたか。
- 回答
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信長は朱印、黒印両方を使い、秀吉は朱印を用いたが黒印に関してははっきりとは分からない等、調査結果をお伝えした。
資料①~⑤についてコピーをとっていかれた。
- 回答プロセス
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①『国史大辞典2』国史大辞典編集委員会/編 吉川弘文館 1980 (110073525) P849-P851 織田信長の項に信長の印影(「天下布武」の印4種他)あり。(白黒)
②『国史大辞典5』国史大辞典編集委員会/編 吉川弘文館 1985 (110073558) P610-P611 黒印の項、黒印状の項に黒印状は朱印状より略式の文書に限り使用された。信長の印判状でも黒印は礼状等私信文書に限るのに対し、朱印は指令に限った、とある。書状に押された印影あり(白黒)
③『国史大辞典7』国史大辞典編集委員会/編 吉川弘文館 1986 (110073574)P242-P243 朱印状の項、信長は朱黒両方の印版状を発したが、司令は朱印、私信的なものは黒印を使った、とある。
④『図説織田信長』小和田哲男・宮上茂隆/編 河出書房新社 2002(112845458)P45 「天下布武」印(カラー)とその印の変化についての記載あり。
⑤『図説豊臣秀吉』柴裕之/編 戎光祥出版 2020 (114605868)朱印の画像あり
⑥ウイキペディア 朱印状に秀吉は朱印のみ用いたとの記載が見られる
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『国史大辞典2』国史大辞典編集委員会/編 吉川弘文館 1980
- 『国史大辞典5』国史大辞典編集委員会/編 吉川弘文館 1985
- 『国史大辞典7』国史大辞典編集委員会/編 吉川弘文館 1986
- 『図説織田信長』小和田哲男・宮上茂隆/編 河出書房新社 2002
- 『図説豊臣秀吉』柴裕之/編 戎光祥出版 2020
- キーワード
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- 朱印
- 黒印
- 織田信長
- 豊臣秀吉
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000303704