レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/03/22
- 登録日時
- 2021/04/02 00:30
- 更新日時
- 2021/04/23 10:51
- 管理番号
- 9337005
- 質問
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解決
『滋賀県の地質と窯業原料資源』に、亜炭についての記述があるか教えてください。
昭和30年代まで、県内で産出されていた亜炭が、信楽焼きの燃料にされたかどうかを知りたいため、調べています。
- 回答
-
お尋ねの件について、以下のとおり回答します。
『滋賀県の地質と窯業原料資源』【当館請求記号:Y121-250-283】は、
Ⅰ.滋賀県の地質概略
Ⅱ.窯業原料資源 1.陶石 2.ペグマタイト質珪石・長石 3.アプライト(長石) 4.粘土
参考文献
という構成です。
亜炭については、Ⅰの中で「古琵琶湖層群下部には亜炭や耐火粘土を挟在しており、このうち耐火粘土類は「信楽焼」などの窯業原料資源としてきわめて重要な資源である。」と記述されています(p.1)。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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『滋賀県統計書』
『日本地方鉱床誌 近畿地方』
『近江鈴鹿の鉱山の歴史』
『滋賀県鉱工業生産動向』
『滋賀県史昭和篇』
『甲賀市史』
『信楽町誌』
一般的には、亜炭は温度が低いため、窯業の本焼には使えないが、乾燥用とか、素焼き用には利用されている(『亜炭』野口清 高志書房p.73 1948)とのことです。
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 議官(レファレンス)
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000296360