レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2015/03/27 10:27
- 更新日時
- 2015/08/05 16:24
- 管理番号
- 2014-22
- 質問
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今治教会で牧師をしていた横井時雄の後妻、柳瀬豊について書かれた本はあるか。
また、時雄の前妻・峰の子ども、悦子と平馬についても知りたい。
- 回答
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【資料1】
p30-31 柳瀬義富の五女として今治に生まれたこと、洗礼、後妻として嫁いだこと、先妻の遺児を含めた大家族での生活、3人の子ども、徳川侯爵家で家庭教師をしていたこと、晩年の横井の看護について書かれています。
前妻・峰の子どもについては「先妻の遺児」としか書かれていません。
p32 「伝道会社委員たちとの感情のもつれは緒をひいて、彼が米国にあるあいだ留守家族には伝道師としての手当てが支給されなかったため家計は困窮したが、妻の豊は家庭教師として家族の生活を守った。」
【資料2】
p164 長男平馬は山本家を継ぐことになる。
p335 肖像4枚 横井豊1868年~1962年 「女学院入学当時」「明治20年結婚式記念」「明治35年」「明治37年」
p336 肖像1枚 「横井時雄(55才)、横井豊(柳瀬義富五女)」
【資料3】【資料4】
豊についての記述はありますが、【資料1】の方が詳細です。
- 回答プロセス
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横井時雄=伊勢時雄
- 事前調査事項
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『蘆花日記一』(筑摩書房、1985年、p.516)に悦子と平馬に関して記載があります。
- NDC
- 参考資料
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- 【資料1】「黎明の伝導師・横井時雄」(阿部克行/著 『今治史談 合併号No.4(平成9年度)』(今治史談会 1998年)<当館請求記号K221/18/4>所収)p17-35
- 【資料2】『日本基督教団今治教会史録 創立125周年記念』(日本キリスト教団今治教会 2004年)<当館請求記号K198.35/ニホ/2004>
- 【資料3】「横井時雄と今治協会創設期の人々」( 図子英雄/著 『商工都市いまばりの夜明け 近代産業の構造と変遷』(今治近代産業史顕彰委員会 2001)<当館請求記号K221/シヨ/2001>所収)p35-45
- 【資料4】「華麗なる閨閥 柳瀬一族の野望と落日」(阿部克行/〔著〕 『今治史談合併号 No.7 平成12年度』(今治史談会 2001年)<当館請求記号K221/18/7>所収)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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次の資料には豊、悦子、平馬についての記述なし
『蘆花と今治』(田窪信夫/編 田窪民俗文化研究所 1940年)<当館請求記号アキK91/1>
『柳瀬義富翁追想録』(〔出版者不明〕 〔1917〕年)<当館請求記号K289/ヤヨ/1917>
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000169956