レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2013/06/08 17:21
- 更新日時
- 2016/11/29 14:47
- 管理番号
- 市民2012-事07
- 質問
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解決
仙台市の広瀬川沿いや、その周辺の丘陵地などの地形と地質について
知りたい。
- 回答
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仙台市街地は名取川の支流である広瀬川の河岸段丘の上に発達した段丘都市であり、概して西側及び北側が、奥羽山脈東麗部につながる丘陵地帯、また東側及び南側が太平洋につながる平野部という対照的な地形よりなっており、大部分新第三紀(新第三紀につもった地層や噴出した火成岩など)からなり、平坦地の地表近くには第四紀がある。仙台市街地の周辺にある大年寺山・八木山・北山・旭ヶ丘などの丘陵地一帯は、新第三紀という、比較的新しい時代の地層が重なっている。仙台の市街地西側に立つ青葉山丘陵を最上段として、仙台の市街地には全部で5段の河岸段丘がみとめられており、各々高い方から、青葉山段丘・台の原段丘・上町段丘・中町段丘・下町段丘と名付けられている。
- 回答プロセス
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「地形」「地質」「地盤」などをキーワードに、郷土資料を中心に調べる。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『せんだい地学ハイキング』(地学団体研究会仙台支部編 宝文堂 1993年)
- 『1:50,000 地質学 仙台』(通商産業省工業技術院 地質調査所 1986年)
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『仙台周辺(仙台-槻木-円田-秋保-根白石-塩釜)の地質』
(奥津春生著) - 『地形・表層地質・土じょう 仙台5万分の1』経済企画庁 1967年
- 『宮城県の地質案内』(宮城県高等学校理科研究会地学部会編 宝文堂 1973年)
- 『大仙台圏の地盤・地下水』奥津春生著 宝文堂 1937年
- 『1978年 宮城県沖地震調査報告書』(1978年宮城県沖地震調査委員会著 1980年)
- キーワード
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- 仙台 広瀬川
- 地盤
- 地形
- 地質
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000132274