レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2003/10/21
- 登録日時
- 2004/03/06 19:48
- 更新日時
- 2004/03/06 19:48
- 管理番号
- 9000004396
- 質問
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『雪国』の冒頭「国境の長いトンネルを・・」の国境の読み方を知りたい
- 回答
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『遺稿「雪国抄」』によると、音・訓との二通りの読み方があり、長谷川泉・武田勝彦らは「くにざかい」と読み、羽鳥徹哉は「こっきょう」と読んでいる。武田との対談で川端自身は「くにざかい」の読みを諾なっている。日本国内の「境」であることから考えると「くにざかい」が正しく思われるが詩的な語感から言えば「こっきょう」の方が強く澄んだ響きがある。『鑑賞日本現代文学』15と『日本国語大辞典』8では、「こっきょう」と読んでいる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 遺稿『雪国抄』
- 鑑賞日本現代文学 15
- 日本国語大辞典 第8巻
- キーワード
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- 「雪国」
- 川端康成
- 国境
- 国境
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 日本文学(現代)小説・エッセイ等
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000001304