レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/03/29
- 登録日時
- 2012/04/29 02:00
- 更新日時
- 2012/08/30 16:57
- 管理番号
- 6000007485
- 質問
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解決
難しいことを説明するときには小学5年生に説明できるような文章にすると、誰にでも分かりやすい説明になると聞いたことがある。
その根拠は何か。またなぜ4年生や6年生でなく5年生なのかが分かる資料はあるか。
- 回答
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『御社の「売り」を小学5年生に15秒で説明できますか?』(祥伝社、2008年)という本の中に、マーケティングでは「小学5年生に分かるように」というセオリーがあると記載あり。
なぜ小学5年生を想定するのかということについては、「小学5年生の算数では“割合”という単元を習い、この授業で初めて『メタ認知能力』を養うことになる。このメタ認知能力は、割合を求めるとき、問題に書かれていなくとも式の最後に必ず100を掛けることができる能力であり、自分の試行や行動を対象として客観的に把握し認識する能力。また脳科学では10歳前後に前頭葉がほぼ完成してしまうと言われている。そのため、私たちが発していくメッセージも10歳前後の子どもたちに理解できれば、ほとんどの人に理解されるといえる」とまとめられてある。
- 回答プロセス
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国立国会図書館のレファレンス協同データベース、WebCatPlus、Genii等で検索したが、該当する事例や資料は発見できず。
Googleで、「5年生に説明する」で調べると、上記資料の紹介等がヒット。取り寄せて内容を確認したところ、回答欄のような記載があったため、その資料を紹介した。
このほか、広告・PR・マーケティング関連の資料の内容を確認したが、平易な言葉が望ましいというような記述はあったものの、上記以外に小学5年生に言及した資料は発見できなかった。
- 事前調査事項
- NDC
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- マーケティング (675 9版)
- 参考資料
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- 『御社の「売り」を小学5年生に15秒で説明できますか?』松本 賢一/[著](祥伝社) (p28-33)
- キーワード
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- 説明
- マーケティング理論
- 小学5年生
- ビジネス
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 庁内
- 登録番号
- 1000105434