レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2024/02/02
- 登録日時
- 2024/03/14 00:30
- 更新日時
- 2024/03/14 00:30
- 管理番号
- 台東区-10716
- 質問
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解決
明治、大正、昭和に制作されたちりめん本について調べています。出版社は長谷川弘文社で、長谷川武次郎が初代として始めました。所在地が台東区で、旧陸奥宗光邸の場所にありました。この長谷川武次郎や、ちりめん本制作に関わる文献、また長谷川出版社と地域との関わりなど、を調べたく思っています。また、台東区にて出版が盛んであったのかなど地域のゆかりや背景が載っている書籍や文献などを調べたいのですが、どのように調べればよいでしょうか。
- 回答
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現在の西宮邸(長谷川竹次郎氏のご子孫)と「ちりめん本」の説明板が根岸子規会によって建てられています。
長谷川武次郎について書かれた資料には『明治の欧文挿絵本 ちりめん本のすべて』122156540 第四章に詳細あり。
台東区との関わりや背景については記載なし。
また出版が盛んであったかについても該当資料はありませんでした。
書籍や文献の調査には図書館や書店のデータベースから検索されるのがよろしいかと思います。
東京都立図書館のHPでは「統合検索」という画面で区市立図書館、国立国会図書館等での蔵書検索ができます。
論文に関しては上記東京都立図書館統合検索でも検索可能ですが、「CiNii」という論文検索サイトから検索が可能です。
キーワード:「ちりめん本」、「長谷川武次郎」、「長谷川弘文社」などで検索してみてください。
地域の関わりとしては「台東区史」をはじめとした台東区の歴史に関する資料を調査してみてはいかがでしょうか?
出版が盛んであったという記述は見当たりませんが、邸宅のある根岸は明治期より正岡子規をはじめ文人や歌人が多く住んでいた地域です。
『台東区史』通史編3 113605679 第四節 下谷の文人と文学にその記載があります。
「東京子ども図書館」も、ちりめん本を多く所蔵しており、長谷川武次郎氏との関わり等がわかる資料があるかもしれません。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- B12234223 ちりめん本と草双紙 福生市郷土資料室/編集 福生市教育委員会 1990 022.39
- B10394299 ちりめん本のすべて 石沢小枝子/著 三弥井書店 2004.3 022.39 4-8382-3128-8
- 案内板データベース https://ja.monumen.to/spots/14236
- スタジオよもだ https://www.studioyomoda.com/blog/mutsu-munemitsu/
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000347372