レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年02月19日
- 登録日時
- 2016/02/19 14:07
- 更新日時
- 2016/02/19 14:07
- 管理番号
- 2016-11
- 質問
-
解決
何か本はありますか?(4年生児童)
- 回答
-
どんなことを調べたいのか、対象となるものの
何が知りたいのか、テーマを絞り込めるように
インタビューした。
- 回答プロセス
-
4年生の国語科単元で調べた事柄について
報告書を作るという学習を行なうために
来館した児童。
しかし、漠然とやってきて、お友達が「犬」を
調べ出したら犬を、「楽器」を調べ出したら楽器を
いきあたりばったりで興味関心もないままに調べようと
取りかかった。
そして、司書に「何か本ありますか?」と尋ねにやってきた。
「何かとは、どんなことですか?」
「あなたは何について調べてみたいですか?」
「犬なら、犬のどんなことが知りたいですか?」
「楽器なら、楽器の中のひとつを調べるのか、
起源を調べるのか、それによって紹介する本は違ってきますよ。」と
声を掛ける。
探究型の学習の場合、「自ら課題を見つけ自主的に」といっても
道筋をつけ、頭の中でマッピングなどで「広げ・絞る」ことが
できる児童と、未だどこまで至らない児童がいる。
調べる対象を決定するのに時間がかかる児童がいる。
来館する前に、調べる対象を決定する作業が必要である。
今回は、司書がインタビューで道筋を示し導いていくように努めた。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 国語
- 質問者区分
- 小中学生
- 登録番号
- 1000188366