レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20230824
- 登録日時
- 2024/03/07 00:30
- 更新日時
- 2024/03/07 00:30
- 管理番号
- 400002411
- 質問
-
解決
昭和39年(1964年)の新潟地震以降に栗ノ木川(くりのきがわ)が埋め立てられ、道路になった経緯に関する資料はあるか。
- 回答
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以下の資料に記載があった。
(1)『新潟市合併町村の歴史 第3巻 中蒲原郡から合併した町村の歴史 上』(新潟市合併町村史編集室 1980)
p133~136「第9 土木工事」
栗ノ木川の、新潟地震による水害から埋め立てまでの経緯についての記載あり。
(2)『ぬったり 沼垂定住三百年記念誌』(沼垂定住三百年祭実行委員会 1984)
p79~80「(5)栗ノ木川の埋め立て」
栗ノ木川埋め立ての基となった「東新潟地区河川対策」の事業骨子についての記載あり。
(3)『新潟の堀と橋 新潟歴史双書 5』(新潟市 2001)
p130~131「栗ノ木川の埋め立て」
昭和39年8月には埋め立ての陳述が出されていたとの記載あり。
(4)『わたしたちのまち 笹口・沼垂・万代長嶺小学校編』(新潟市東地区公民館ぬったり地域楽 2009)
p9「栗ノ木川を埋め立て、栗ノ木バイパスへ」
昭和39年に水害防止のため埋め立てを陳情、42年~44年の間に埋め立て、48年に道路の一部が開通との記載あり。
(5)『新潟県の地理散歩 下越編』(野島出版 1981)
p95~96「アラカルト 栗ノ木川」
中世からの栗ノ木川の歴史や、「新潟地震の復旧東新潟総合開発計画の基本方針に基づき」栗ノ木川の様子が一変したとの記載あり。
(6)『新潟市史 通史編5』(新潟市 1997)
p188~189 新潟地震復興計画とともに栗ノ木川の埋め立てについての記載あり。
p302 分水路の採掘工事で出た土砂が栗ノ木川埋め立てなどの公共工事に利用されたと記載あり。
p316 「新栗ノ木川は都市排水専用水路にし、旧栗ノ木川は埋め立てて道路にした」と記載あり。
(7)『くりのき通信』(国土交通省北陸地方整備局新潟国道事務所)
第31号~第33号、35号(2012)「栗ノ木バイパスの歴史紹介」特集記事あり。
国土交通省北陸地方整備局新潟国道事務所のホームページからも閲覧可能
URL:https://www.hrr.mlit.go.jp/niikoku/now/shichiku-kurinoki/pdf/kuri_all_31-60.pdf(確認日は2023年8月31日)
- 回答プロセス
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<記述のなかった資料>
(1)『あし沼からビッグスワンまで』(亀田郷土地改良区山潟工区 2002)
(2)『鳥屋野の土地改良』(亀田郷土地改良区鳥屋野工区 1980)
(3)『沼垂物語』(新潟市立沼垂図書館 1967)
(4)『災害・復興と資料 第4号』(新潟大学災害・復興科学研究所危機管理・災害復興分野 2014)
p73~87「新潟地震と災害復興計画の策定-新潟県公文書及び鮫島茂文書を中心に-」
(5)『新潟地震災害復興計画』(新潟県 1964)
- 事前調査事項
- NDC
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- 北陸地方 (214 9版)
- 参考資料
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- 新潟市合併町村の歴史 第3巻
- ぬったり
- 新潟の堀と橋
- わたしたちのまち
- 新潟県の地理散歩 下越編
- 新潟市史 通史編5
- キーワード
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- 栗ノ木川
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般利用者
- 登録番号
- 1000347083