レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年02月14日
- 登録日時
- 2017/02/15 12:26
- 更新日時
- 2023/11/16 19:46
- 管理番号
- 2016-059
- 質問
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解決
明治、森永、ロッテはどこが最初に板チョコを作り始めたのか。
- 回答
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製菓卸業森永商店(当時)が日本で最初に板チョコを生産した。その後、明治、ロッテの順である。
- 回答プロセス
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日本チョコレート・ココア協会(1958)「日本チョコレート工業史 : 附チョコレート及びココア」p.9に以下の記載があった。
明治32年6月、米国より帰朝した森永太一郎氏(当時35歳)-森永製菓初代社長-は、(略)クリームチョコレート等の製造販売を開始した。(略)同社では42年3月、板チョコレート1/4封度型を製造販売したが、之は本邦最初の板チョコ生産である。
只野研究所(1965)「ロッテの歩み」国立国会図書館/図書館送信参加館内公開の、それぞれのページ(コマ)に以下の記載があった。
p.225(121コマ)
板チョコは一八七六年、スイスのダニエルピーターが製造したのが最初である。
p.227(122コマ)
板チョコ市場は明治・森永の製品ががっちりおさえている(略)
p.229(123コマ)
昭和三十九年二月、チョコレートを満載したトラックは続々と工場を発していった。
【確認したが記載の無かった資料】
読売新聞東京本社事業開発部編集(2012)「チョコレート展 : ガイドブック」読売新聞東京本社
- 事前調査事項
- NDC
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- 衣食住の習俗 (383)
- 参考資料
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日本チョコレートココア協会. 日本チョコレート工業史. 日本チョコレート・ココア協会, 1958.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000782085-00 -
ロッテの歩み. 只野研究所, 1965.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I002216116-00
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日本チョコレートココア協会. 日本チョコレート工業史. 日本チョコレート・ココア協会, 1958.
- キーワード
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- チョコレート
- 貯古齢糖
- 千代古齢糖
- 猪口令糖
- カカオ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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2017.03.16 追記
現在のようなチョコレートを作る技術を発明したのはLindtが最初とされている。
Chocolate
Gregory R. Ziegler
Encyclopedia of Food and Culture. Ed. Solomon H. Katz. Vol. 1. New York: Charles Scribner's Sons, 2003. p400-403.
"Rudolph Lindt is credited with the 1879 invention of the conch that by grinding the sugar exceedingly fine and homogenizing the mixture creates a smooth and creamy textured chocolate with enhanced flavor and aroma. This "fondant" chocolate became a world standard."
※神戸市外国語大学の学内者は、Gale Virtual Reference Libraryから電子書籍Encyclopedia of Food and Cultureを閲覧できます。
https://library.kobe-cufs.ac.jp/opac/myopac/gateway/?lang=0
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000209818