レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/07/29
- 登録日時
- 2014/08/08 00:30
- 更新日時
- 2014/08/15 10:58
- 管理番号
- 6000017661
- 質問
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解決
「水はけがよい」というのはどういうことをさすのかわかる本はあるか。宿題で植物がたくさん生えている場所について、日当たりや水はけの具合と生えている植物の関わりを調べているが、その場所が水はけがよいか悪いかを判断する材料を探している。
- 回答
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『土のふしぎな力を育てよう』などに、「水はけのよい土、水はけの悪い土」についての記載があり。
- 回答プロセス
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園芸・農業(62*)の書架を探す。
『もっと野菜がおいしくなる 家庭菜園の土づくり入門』(家の光協会)p40-41「水はけが悪いとどうなる?」に、水はけの悪い畑について、雨が降った後に水たまりができるような土」とあり。p29-30「水はけチェック法」には、雨が降った後に土を掘ることで水はけがいいか悪いかを判断する方法などがあるが、もっとわかりやすいものをご希望とのこと。
『大地のめぐみ 土の力大作戦』(小峰書店)p12-13「土の中のふしぎなダンゴ」には、砂やねんどがくっついた土の団子がたくさんできると、団子と団子の間にすきまができて空気や水(雨)がよく通るので、これが「土の水はけがよい」ということだとの記載があり。
さらに『土のふしぎな力を育てよう 地球環境子ども探検隊6』(フレーベル館)を調べると、p28-31に「土のもつ力を調べてみよう 水はけのよい土、水はけの悪い土」という項目があり。雨が降ったあといつまでもぬかるんでいる地面や、雨が降ってもさっと水が引いてしまう地面がある、などの記載があり。また砂や粘土の粒(上記の「団子」)の直径や土壌の構造(すき間が小さく水はけが悪い単粒構造と、すき間が大きく水はけのよい団粒構造)についても図と説明がある。これらを見ていただいた。
なお、『土と石のじっけん室』(大月書店)p22「土の水はけを調べよう」には、穴を掘って水を流し込んでなくなる時間を計る実験の方法が載っているが、水はけがいいか悪いかをどう判断するかについては書かれていなかった。
- 事前調査事項
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国語辞典とインターネットを調べたが、よくわからなかった。
- NDC
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- 農業基礎学 (613 9版)
- 参考資料
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- もっと野菜がおいしくなる家庭菜園の土づくり入門村上 睦朗/著家の光協会
- 『大地のめぐみ 土の力大作戦』 かこ さとし/作 小峰書店
- 『土のふしぎな力を育てよう』 山岡 寛人/著 フレーベル館
- キーワード
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- 水はけ(ミズハケ)
- 土壌(ドジョウ)
- 団粒構造(ダンリュウコウゾウ)
- 植物(ショクブツ)
- 自然観察(シゼンカンサツ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 中学生
- 登録番号
- 1000157847