レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007年12月06日
- 登録日時
- 2007/12/06 17:34
- 更新日時
- 2007/12/06 17:36
- 管理番号
- OSPR07070045
- 質問
-
解決
日本のオフィスビルの
(1)階数別の建物数
(2)一部屋の大きさ
について知りたい。
階数別の建物数については、『日本統計年鑑 第56回(2007)』P582「18-6 住宅の建て方、階数、構造別住宅数(H15年)」の表に住宅の階数別の記載があり、このような表のオフィスビル版を見てみたい。
延床面積については『日本統計年鑑』『建築統計年報』などに
記載があるが、上記については記載がない。
- 回答
-
(1)オフィスビルの階数別の建物数について
『法人建物調査確報集計結果 平成15年第1巻全国編』(国土交通省土地・水資源局編集、土地総合研究所、2005)
p.108-111 法人業種、建物構造、階数(7区分)別の建物数
p.168-171 建物の主な利用現況別、建物構造、階数(7区分)別の建物数
が記載されています。
オフィスビルという項目ではありませんが、法人業種または利用現況で判断ができます。
階数だけに着目しますと、
1階:138,070(22.97%)、 2階:227,030(37.77%)、 3階:101,430(16.88%)、 4~5階:74,490(12.39%)、 6~9階:39,990(6.65%)、 10~15階:7,440(1.24%)、 16階以上:1,150(0.19%)
【建物総数:100,070】
となっています。
(2)オフィスビルの一部屋の大きさについて
一部屋の広さが出ている資料は見つけられませんでした。
『都市・建築・不動産企画開発マニュアル 2004-05 都市開発,建築企画,不動産ビジネス,土地活用…プロのための企画開発事典』(エクスナレッジ、2004)
p.106-107 にオフィスビルの項目があり、平成10年から平成15年までのオフィスワーカーひとりあたりの床面積(東京地区)のグラフが載っています。
オフィスワーカー一人当たりの床面積(東京地区)
延床面積 契約対象床面積
平成10 22.8 13.7
平成11 22.8 13.5
平成12 22.5 13.5
平成13 23.6 13.6
平成14 21.7 12.9
平成15 21.8 12.7
[事例作成:平成19年7月10日]
- 回答プロセス
-
(1)オフィスビルの階数別の建物数について
質問内容に記載の『日本統計年鑑 第56回(2007)』を確認したところ、「第18章住宅・土地」の冒頭(P574-575)により、本書の統計データが「住宅・土地統計調査」、「法人土地基本調査」、「法人建物調査」を資料源としていることが分かった。
それら資料に当たったところ、「法人建物調査」をまとめた『法人建物調査確報集計結果 平成15年第1巻全国編』から、法人業種または利用現況ごとの階数別建物数を得た。
(2)オフィスビルの一部屋の大きさについて
「住宅・土地統計調査」、「法人土地基本調査」、「法人建物調査」などには一部屋の広さが出ている資料は見つからなかった。
他の建築、不動産関係の参考図書をあたったが、一部屋の広さは確認できなかった。
ただし、調査資料のなかから、『都市・建築・不動産企画開発マニュアル 2004-05 都市開発,建築企画,不動産ビジネス,土地活用…プロのための企画開発事典』に一人当たりの床面積が掲載されていることを確認した。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 建築学 (520 8版)
- 参考資料
-
- 『法人建物調査確報集計結果 平成15年第1巻全国編』(国土交通省土地・水資源局編集、土地総合研究所、2005)
- 『都市・建築・不動産企画開発マニュアル 2004-05 都市開発,建築企画,不動産ビジネス,土地活用…プロのための企画開発事典』(エクスナレッジ、2004)
- キーワード
-
- ビル
- 統計
- 面積
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- ビジネス/ 統計・各種データ
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000040109