レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/02/13
- 登録日時
- 2016/07/22 00:30
- 更新日時
- 2016/07/23 10:36
- 管理番号
- 所沢新所-2016-004
- 質問
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解決
食用油が人体に与える影響について書かれている資料が見たい。
- 回答
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食用油が人体に与える影響について、以下の資料に記載があります。
〇『本当は危ない植物油 』 奥山治美/著 角川書店 2013年
〇『そのサラダ油が脳と体を壊してる』 山嶋哲盛/著 ダイナミックセラーズ出版 2014年
〇『読むオイル事典 』 YUKIE/著 主婦の友社 2016年
〇『その油をかえなさい! 』 内海聡/著 あさ出版 2015年
〇『なぜ、マーガリンは体に悪いのか? 』 山田豊文/著 廣済堂出版 2015年
また、下記ホームページにも記載があります。
〇「内閣府 食品安全委員会」ホームページ
〇「農林水産省」ホームページ
〇「消費者庁」ホームページ
- 回答プロセス
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1.「油」「食用油」で所蔵検索し、内容を確認
〇『本当は危ない植物油 』 奥山治美/著 角川書店 2013年
カノーラ油の環境ホルモン作用を中心に、その他食用油の種類ごとの特徴や安全 性、人体への影響について以下の記載あり。
p.31~32「植物油がホルモン系を乱す」
p.82~88「性ステロイドホルモンに影響を及ぼす植物油」
p.117~119「コレステロールを下げる植物油のリノール酸は「善」とされた」
p.120~126「動物性脂肪が体に良い理由とは何か」
p.126~130「心筋梗塞と脳梗塞とコレステロール」
p.133~134「アトピーや花粉症、膠原病も植物油が原因か」
p.140~144「若者の魚離れ、『油漬け』がもたらす“心”の変化」
p.146「それでは安全な植物油はあるのでしょうか?」
p.150~153「少量にした方がよいオリーブ油」
p.154~159「異常な発癌促進作用を示すパーム油」
p.160~178「ほかの一般的な食用油、それぞれの作用」
p.181~186「健康に良い油脂・悪い油脂 総合ランキング」
〇『そのサラダ油が脳と体を壊してる』 山嶋哲盛/著 ダイナミックセラーズ出版 2014年
サラダ油について以下の記載あり。
p.119~131「何故サラダ油が体に悪いのか」
p.132~139「サラダ油を加熱すると神経毒ができる」
p.188~186「パーム油に含まれる発ガン物質」
p.197~201「食用油の発ガン性[エコナの場合]」
〇『読むオイル事典 』 YUKIE/著 主婦の友社 2016年
美容や健康に関する効果効能について以下の記載あり。
p.40「生きていくためにオイルが必要な理由」
p.41「オイルが果たす大きな二つの働きと使い方」
p.42~46「機能別オイルの分類」
p.48~49「植物オイルの働き【脂肪酸】」
p.50~51「植物オイルの働き【脂溶性ビタミン】」
p.52~53「植物オイルの働き【ファイトケミカル】」
p.57「コレステロールの新常識」
〇『その油をかえなさい! 』 内海聡/著 あさ出版 2015年
「油脂を変えると防げる病気、治せる病気」として、「アトピー・花粉症・喘息・心筋梗塞・脳梗塞・認知症・うつ病・ガン・糖尿病・肥満」を記載。
〇『なぜ、マーガリンは体に悪いのか? 』 山田豊文/著 廣済堂出版 2015年
p.4にアメリカ食品薬品局の言葉として「トランス脂肪酸の過剰摂取量の削減で、年に2万件の心臓発作と7000人の死亡を減らせる可能性がある」と記載あり。
p.6に「日本人のトランス脂肪酸摂取量(欧米に比較しない摂取量)の範囲で疾病罹患のリスクになるかどうかは明らかでない。しかし欧米での研究では、トランス脂肪酸摂取量は冠動脈疾患、血中CRP(C反応性タンパク)値と用量依存性の正の関連が示され、閾値は示されていない。」と記載あり。
記載があったが、出版年がやや古い資料
△『食用油には危険がいっぱい!』 氏家京子/著 中央アート出版社 2005年
「第3章 免疫力を高める『アルファリノレン酸』」に以下の内容について記載あり。
p.129~135「心筋梗塞など心臓血管障害の予防や治療に」
p.136~141「ガンの予防や治療に」
p.142~150「糖尿病の予防に」
p.151~160「うつ病などの心の状態に油の質が影響する」
p.161~179「ぜんそくなどの免疫疾患に効く」
p.180~184「便秘を防いで、肌を内側から保湿する」
p.185~186「女性特有の症状に(月経前症候群・子宮筋腫・子宮内膜症)」
p.187「慢性疲労・感染症に」
p.188~191「体の毒素の排泄やそのほかの症状に」
△『油の正しい選び方・摂り方』 奥山治美/著 農山漁村文化協会 2008年
以下の内容について記載あり。
「第1章 現代人の悩みも油で治す」
「第2章 α-リノレン酸(ω3)群で癌を予防・抑制する」
「第3章 シソ(エゴマ)油と魚油で、アレルギー体質を改善する」
「第4章 動脈硬化・心疾患にコレステロールやトランス脂肪酸は関係ない?」
「第5章 水素添加油と微量の有害因子」
「第6章 メタボリックシンドロームと油の意外な関係」
「第7章 トクホ(特定保健用食品)の油、サプリメントの良し悪し」
「第8章 シソ(エゴマ)油に老化抑制の可能性」
△『油屋さんが書いた食用油の本』 浜島守男/著 三水社 1996年
「第8章 油と健康」に以下の記載あり。
p.150~151「油と成人病」
p.152~154「成人病予防のための食生活指針」
p.155~156「動脈硬化と油」
p.157~159「善玉コレステロールと悪玉コレステロール」
p.160~162「油の摂取とガン」
p.163~164「n-6系脂肪酸とn-3系脂肪酸」
p.165~167「トランス脂肪酸と健康」
p.169~164「酸化した油の栄養問題」
2、「食用油」「脂肪酸」でインターネット検索
〇「内閣府 食品安全委員会」ホームページ
「食品に含まれるトランス脂肪酸の食品健康影響評価の状況について」のページあり。
「日本では、食品に含まれるトランス脂肪酸について、食品健康影響評価を行い、平成24年3月8日の食品安全委員会において評価書を確定し、消費者庁、厚生労働省、農林水産省に通知」と記載あり。
以下等を、PDFで閲覧可能。
「『食品に含まれるトランス脂肪酸』評価書の概要」
「『食品に含まれるトランス脂肪酸』評価書に関するQ&A」
「食品に含まれるトランス脂肪酸の食品健康影響評価」
同ホームページ、「食品に含まれるトランス脂肪酸の食品健康影響評価の状況について」によると、「平成27年6月、FDA(米国食品医薬品庁)は、トランス脂肪酸が多く含まれる部分水素添加油脂は、GRAS(従来から使われており安全が確認されている物質)ではないとして、食品に使用するためにはFDAの承認があらたに必要
(2018年から)と決定しました。」「トランス脂肪酸とは、脂質の構成成分である脂肪酸の一種です。WHOでは、心血管系疾患のリスクを低減し、健康を増進するための目標として、トランス脂肪酸の摂取を総エネルギー比1%未満に抑えるよう提示しています。」
〇「農林水産省」ホームページ
「トランス脂肪酸に関する情報」のページに、油脂の構成要素である脂肪酸のうち、健康に悪影響を及ぼす可能性があるトランス脂肪酸についての情報が、まとめて記載あり。
〇「消費者庁」ホームページ
「トランス脂肪酸に関する情報」のページあり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 衛生学.公衆衛生.予防医学 (498 9版)
- 油脂類 (576 9版)
- 参考資料
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- B12081377 本当は危ない植物油 奥山治美/著 角川書店 2013.5 498.55 978-4-04-110467-5
- B12216219 そのサラダ油が脳と体を壊してる 山嶋哲盛/著 ダイナミックセラーズ出版 2014.6 498.55 978-4-88493-350-0
- B12404204 読むオイル事典 YUKIE/著 主婦の友社 2016.2 498.583 978-4-07-402721-7
- B12336142 その油をかえなさい! 内海聡/著 あさ出版 2015.6 498.55 978-4-86063-787-3
- B12306653 なぜ、マーガリンは体に悪いのか? 山田豊文/著 廣済堂出版 2015.4 498.55 978-4-331-51926-4
- 「内閣府 食品安全委員会」ホームページ http://www.fsc.go.jp/osirase/trans_fat.html 2016/06/12 (食品に含まれるトランス脂肪酸の食品健康影響評価の状況について)
- 「農林水産省」ホームページ http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/ 2016/06/12 (トランス脂肪酸に関する情報)
- 「消費者庁」ホームページ http://www.caa.go.jp/foods/index5.html 2016/06/12 (トランス脂肪酸に関する情報)
- キーワード
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- 食用油
- 油分
- オイル
- 油脂
- 脂肪酸
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000195095