レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年07月15日
- 登録日時
- 2022/09/08 17:41
- 更新日時
- 2022/09/15 15:09
- 管理番号
- 0021
- 質問
-
解決
江戸時代に守山で製作されていた馬具について知りたい
- 回答
-
M291『中山道名物今昔』P154に、
「『諸国道中旅鏡』には、「当駅馬道具多し」」
とある。
『野洲郡史』P563に、
「輿地志略には鞦を挙げ 守山の製造する所也。駄馬の鞦也 とある。宿駅としての副産物にすぎぬ」
とある。
M291『中仙道守山宿』P88-89に、
「江戸時代の守山名物は「シリガイ」だったことが岸井良衛編『五街道細見』に誌るされている」
「鞦(しりがい)」は馬具の名で、馬の頭、胸、尾にかける緒の総称である。その鞦の色染が守山で出来たとみえて、福西吉左衛門なる人からそれに関する返書が本陣宇野忠右衛門に宛てられている」
とある。
なお、『五街道細見』には該当する記述が確認できなかった。
『図録日本の甲冑武具事典』P412-413,418-419に説明と図あり。
「馬背に腰を下ろす鞍を固定するための胸懸と尻懸」
「鞍は下鞍の上に位置して、胸懸、鞦を四方手によって連繁し腹帯によって固定されている」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 近畿地方 (216)
- 参考資料
-
- 『中山道名物今昔』サンライズ出版,1998(S291.6)P154
- 『野洲郡史 下』橋川正,滋賀県野洲郡教育会,1927(M216)P563
- 『中仙道守山宿』宇野宗佑,青蛙房,1984(M291.6)P88-89
- 『五街道細見』岸井良衞,青蛙房,2004(M291.6)
- 『図録日本の甲冑武具事典』笹間良彦,柏書房,1992(756)P413,419
- キーワード
-
- 滋賀県
- 守山市
- 守山宿
- 鞦
- 馬具
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000321000