レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年05月22日
- 登録日時
- 2021/07/20 15:46
- 更新日時
- 2022/04/23 17:45
- 管理番号
- 吹-20-2021-003
- 質問
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解決
吹田(すいた)市(大阪府)は、1970年の日本万国博覧会が開催されるまでは竹しか生えないような荒れ地だったと聞いた。どの地域が荒れ地だったのか、どのように変わってきたのかを知りたい。
- 回答
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『新しきふるさと 千里ニュータウンの20年』(山地英雄/著 学芸出版社 1982.10)
p10に、千里(せんり)ニュータウン開発前の千里丘陵の様子として、
「松、竹、ブッシュなどで蔽われていて、その大半は未開発のままに残されていました。」とあります。
また、p18~p19に千里ニュータウン造成前の千里丘陵の写真も掲載されており、千里ニュータウン造成前からの町の変遷を知ることができます。
『吹田市の緑の移り変わり』(「NPO等と学校教育との連携の在り方」についての実践研究・吹田市推進協議会 2004)
1956年、1968年、1981年、1995年の地図が載っており、水田・畑、果樹園・雑木林、市街地・造成地、川・ため池が色分けされているので、どのあたりが水田・畑と果樹園・雑木林だったのかがわかります。
水田等がだんだん減っていく様子が読み取れます。
『吹田市第2次みどりの基本計画』(吹田市土木部公園みどり室/編集 改訂版 2016.8)
吹田市の樹木や草花の変遷として、
p14に、平成5年(1993年)、平成21年(2009年)、平成26年(2014年)の緑地面積の推移が掲載されています。
p16では、平成25年(2013年)の地域別緑被率を表した地図も掲載されており、吹田市のどの地域に緑が多いかを見ることができます。
またp88~p114では、吹田市を6つのブロックに分け、それぞれのブロックに応じたみどりのまちづくりの方針について書かれています。
『すいたの自然2011』(大阪自然環境保全協会/調査・編集 吹田市環境部地球環境室地球環境課 2012.3)
吹田市の地形と地質についてや、まちの発展と自然の様子について書かれています。
また、p11では、2001年と2011年の竹林の面積変化についても掲載されています。
2万5千分の1地形図『吹田』(国土地理院発行)
土地利用の変遷を、数年ごとに見比べることが出来ます。
- 回答プロセス
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地域資料の棚のNDC450.9(自然地理)、472(植物地理)、518.8(都市計画)の箇所を中心に見て探した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 衛生工学.都市工学 (518 10版)
- 参考資料
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山地英雄 著 , 山地, 英雄, 1926-. 新しきふるさと : 千里ニュータウンの20年. 学芸出版社, 1982.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001628029-00 , ISBN 4761510714 - 吹田市の緑の移り変わり. 「NPO等と学校教育との連携の在り方」についての実践研究・吹田市推進協議会, 2004.
- 吹田市土木部公園みどり室. 吹田市第2次みどりの基本計画. 吹田市土木部公園みどり室, 2016.8.
- 大阪自然環境保全協会. すいたの自然2011. 吹田市環境部地球環境室環境課, 2012.3.
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山地英雄 著 , 山地, 英雄, 1926-. 新しきふるさと : 千里ニュータウンの20年. 学芸出版社, 1982.
- キーワード
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- 大阪府(おおさかふ)
- 吹田市(すいたし)
- 千里ニュータウン(せんりニュータウン)
- 緑
- 荒れ地
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000301957