レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2009/03/12 16:22
- 更新日時
- 2019/03/08 14:59
- 管理番号
- 宮崎県立般172
- 質問
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解決
宮崎市内に昔あった歌劇団「日本少女歌劇座」のことについて調べたい。
- 回答
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本館所蔵資料
【資料1】『宮崎県大百科事典』
「劇場」の項目には宮崎市内に島興業(島幹雄社長)直営の孔雀劇場という劇場があり、専属の日本少女歌劇座を持っていたとある。(P278)
【資料2】『南国宮崎博記念誌』
昭和29年10月15日から12月5日まで、宮崎県・宮崎市・県内各市町村の主催で、宮崎の産業と観光を全国に紹介するため宮崎市宮崎神宮周辺を会場に実施した「南国宮崎産業観光大博覧会」の記録である。
この中に会期中上演した日本少女歌劇団のグランドレビューのモノクロ写真がある。(p75)
また、野外演芸場での催物の項では、種目明細に「宮崎県の名所・旧跡・産業・観光の紹介・宣伝を兼ねたもので、天の岩戸開きを始め、種々の日向の詩歌・伝説・物語を織り合せ、近くはえびの高原のキャンプ・青島の南国情緒・生産都市延岡旭化成・細島港等々総景二十景にわたるバラエティーショウで、脚色振付一切は、島興業社において実施した。全期間を通じこの「日向物語」を主体として殆どの午前午後の二回に上演、他の演芸をその間隙に入れ実施したが、非常に好評を博した催物である」という記述がある。(p283)
【資料3】『宮崎日日新聞』
・昭和57年11月27日 8面 「ふるさとの調べ 48 戦後夢を与える日本少女歌劇」
・平成30年 2月13日 22面 「少女歌劇座(宮崎市)に光 戦前、異例の全国興行」
・平成30年 2月15日 19面 「宮崎の昭和を駆けた 旅する少女歌劇団 上 全国巡る 県民のあこがれ」
・平成30年 2月17日 14面 「宮崎の昭和を駆けた 旅する少女歌劇団 中 巧妙に告知、国外でも巡業」
・平成30年 2月19日 22面 「宮崎の昭和を駆けた 旅する少女歌劇団 下 本県舞台芸術の礎を築く」
【資料4】『日向日日新聞』
・昭和21年12月31日 2面 「師走のスケッチ6 火の出るような猛稽古 正月を前にした踊り子たち」
国立国会図書館所蔵
【資料5】『福島民報』
・昭和7年9月10日 3面 「何を語る 歌と踊りのキャラバン 日本少女歌劇座のスター達の話を聴く」
Web情報
衆議院会議録情報 第46回国会 法務委員会 第14号には、「日本少女歌劇団」と松川事件についての記述がある。( http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/046/0488/04603130488014c.html )(2018年4月4日最終確認)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 日本少女歌劇団
- 松川事件
- 照会先
- 寄与者
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- 京都文教大学 総合社会学部総合社会学科教授 鵜飼 正樹 様より【資料4】【資料5】に関して情報を頂きました。平成30年4月12日情報を追加しました。
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000052339