レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年11月18日
- 登録日時
- 2014/11/18 14:31
- 更新日時
- 2014/11/18 14:31
- 管理番号
- 企-140011
- 質問
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解決
保健の授業の課題で、世界の公害についての資料を探している。
日本の公害については、四大公害についての資料を所蔵しているのだが、海外の公害事例についてなかなか見つからない。
- 回答
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当館所蔵資料のうち、下記を紹介した。
〇『世界の環境問題』川名英之著 緑風出版
2005年~2014年にかけて出版
環境問題と事例を地域ごとに詳細にまとめている。
1巻「ドイツと北欧」、2巻「西欧」、3巻「中・東欧」、4巻「ロシアと旧ソ連邦諸国」、5巻「米国」、6巻「極地・カナダ・中南米」、7巻「中国」、8巻「アジア・オセアニア」、9巻「中東・アフリカ」
〇『図表と解説 入門編 地球環境を守るために』才木義夫著 神奈川新聞社 2006年
オールカラー。公害事例は日本、海外(アルカリ工業の公害事件、ロンドンスモッグ等)をそれぞれ取り上げている。
〇『環境歴史学入門 あん・まくどなるどの大学院講義録』あん・まくどなるど著 アサヒビール 2006年
環境関連の研究者であるカナダ人の著者が、立命館アジア太平洋大学院の留学生を対象に行った講義をまとめたもの。「16世紀~19世紀までの事例研究」「大気汚染の近代・現代史」で、各国の大気汚染について書かれている。
〇『不都合な真実 ECO入門編』アル・ゴア著 講談社 2007年
第13章「技術の副作用」に関連記事あり。カラー写真が多く、読みやすい。
〇『私たちの選択 温暖化を解決するための18章』アル・ゴア著 講談社 2009年
第1章「上がるものは必ず下がる」、第15章「炭素の本当の値段」にそれぞれ関連記事あり。
〇『20世紀環境史』J.R.マニクール 名古屋大学出版 2011年
第一部では「岩石圏と土壌圏」「大気圏」「水圏」「生物圏」に分け、各国の環境問題について事例を挙げている。
〇その他調査した資料
『公害・環境問題史を学ぶ人のために』小田康徳編 世界思想社 2008年
『地球の悲鳴 環境問題の本100選』陽捷行著 アサヒビール 2007年
『人類はこの危機をいかに克服するか』安藤顕ほか著 三和書籍 2014年
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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インターネット:環境省のホームページ「世界における主な環境問題・公害問題」
- NDC
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- 環境工学.公害 (519)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000162328