レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/9/4
- 登録日時
- 2021/04/01 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:41
- 管理番号
- M20121017410785
- 質問
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種田山頭火が俳人の大山澄太の居所を訪ねたことがあるらしい。そのことが分かるものはないか。
- 回答
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①『山頭火放浪記』「北の旅」の章に、昭和十年十二月七日から数日後に、山頭火が広島の大山澄太を訪ねた旨が書かれている。
②『漂泊の俳人山頭火の手記』「東行記」には昭和八年九月十五日の項に「五時広島駅着、地下道をのぼって出札口に近づくと、大山さんのニコニコ顔が待ってゐた、うれしかった、連れて澄太居へ」と記載されている。
また、③『山頭火虚像伝』によると、大山澄太には「ドンコ」「ドンコ和尚」というニックネームがあったらしい。
このことを踏まえると、④『山頭火全集 第10巻』「松山日記」昭和十五年五月廿七日の項に記載されている「電車で局にどんこ和尚を訪ふ、宅で泊めて貰ふ」とは大山澄太居を訪問したということが分かる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 9版)
- 参考資料
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①村上 護『山頭火放浪記』 新書館,1981,321p,図版16p. 参照はp.225.
②大山 澄太『漂泊の俳人山頭火の手記』 潮文社,1971,329p. 参照はp.91.
③木下 信三『山頭火虚像伝』 三省堂,1990,205p. 参照はp.160.
④種田 山頭火『山頭火全集 第10巻』 春陽堂,1987,454p. 参照はp.54.
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①村上 護『山頭火放浪記』 新書館,1981,321p,図版16p. 参照はp.225.
- キーワード
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- 種田山頭火
- 大山澄太
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2020121017442810785
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生, 中学生, 小学生(高学年), 小学生(低学年以下)
- 登録番号
- 1000296103