レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/10/11
- 登録日時
- 2023/11/09 00:30
- 更新日時
- 2023/11/09 00:30
- 管理番号
- 台東区-10683
- 質問
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解決
植松寿樹さんの短歌集(昭和36頃)タイトル不明の中で、仲見世という漢字を中店、仲店などとしているが、どの様な違いがあるか。
- 回答
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短歌集はNDLオンラインにて検索したところ、『白玉の木:植松寿樹第5歌集』掲載 P264 (143 コマ)「浅草仲見世(八首)』と思われる。6首目「仲店」とあり、7首目「仲見世」とある。
作者の意図する意味については当館には言及する資料がないため不明だが、NDLに全歌集等様々な資料が作者名から検索ができ、中にはデジタル化されている資料もあるため参考にされたい。また、兵庫県立美術館ホームページ上のネットミュージアム兵庫文学館の常設展示:兵庫ゆかりの作家に、同氏は掲載されている。
☆
資料①によると「なかみせ」は【仲店・中見世・仲見世】」と表記は3つあり。また、当館所蔵の様々な郷土資料の中でも同様の表記または仮名文字による表記など、書き手により様々であることは散見される。
資料②によると「見世」仮説簡易工作による物による営業場 「店」本建築かそれに準ずる建築物とある
- 回答プロセス
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植松寿樹(うえまつ ひさき): 東京市四谷区舟町(現・東京都新宿区舟町)生まれ。1890年(明治23年)生 1964年(昭和39年)歿 歌人。名は壽樹とも書く。窪田空穂に師事。歌誌『沃野』を創刊・主宰した。
兵庫県立美術館ホームページ上のネットミュージアム兵庫文学館常設展示:兵庫ゆかりの作家に掲載されている。 https://www.artm.pref.hyogo.jp/
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- B10136821 日本国語大辞典 第10巻 小学館国語辞典編集部/編集 小学館 2001.10 813.1 4-09-521010-9 (P100)
- B12816274 あさくさ仲見世史話 上坂倉次/著 浅草観光連盟 1985.10 213.6 (P22)
- 白玉の木 : 植松寿樹第5歌集 (沃野叢書 ; 第24篇) https://dl.ndl.go.jp/pid/1347728/1/1 20231011 (P265 143コマ 「浅草仲見世八首」)
- 地図に載らない文学館 ネットミュージアム兵庫文学館 https://www.artm.pref.hyogo.jp/bungaku/ 20231011 (兵庫ゆかりの作家 植松寿樹)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000340810