レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/06/18
- 登録日時
- 2021/04/01 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:41
- 管理番号
- M20061814410670
- 質問
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竹は木なのか草なのかが載っている児童書がみたい。
- 回答
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①には、「タケは、イネ科タケ類のうち、木のように茎がかたくなる性質の植物です。ふつうは、そのうちの小型のものをササといいます。タケやササのように何年も生きるのは、木の特徴です。しかし、茎の太さが最初から変わらず同じ太さのままなのは、草の特徴です。タケやササは、木と草両方の特徴をもつ植物で、どちらにも分類できません。」との記載がある。
②には、「タケのくきは、かたくて木のみきのようですね。それに、高さも木のようにグーンと高く成長します。これらのとくちょうは、木とよくにていますね。ところが、タケは木とはちがい、横に太くはなりません。また、木は花がさいてもかれたりしませんが、タケは花がさくとかれてしまいます。これらのとくちょうは、草とよくにていますね。タケは木と草の両方のせいしつをあわせもった植物なのです。」との記載がある。
③には、「竹・笹は、木のように背が高くなるし、とてもかたくじょうぶになりますが、木のように太り続けるということはありません。また、木でいう幹にあたる「稈」は、数年から20年くらいで枯れてしまい、木のように長生きしません。そのかわり地下にある茎は長く生き、横にのびて広がっていきます。」とあり、「このように、竹・笹は木と草のあいだのような性質をもっています。」との記載がある。また、竹と笹の写真も掲載されている。
④には、「タケが木とおなじところは、多年生で稈(タケの幹のこと)がかたくなることだ。ところが、毎年太ったり伸びたりできないことや、稈に空胴があって、節が規則正しくついている点が木とはちがうところだ。また、木のようにでこぼこした樹皮がなく、枝のでる場所が決まっていて、表面がすべすべしているところもちがうね。」とあり、「タケが草と似ているところは、生長が早いことで、ちがうところは、タケは10年以上生きるけれど、草は茎が1~数年で枯れることだ。また、草にはふつうタケのような節がないよ。このようにタケは木でも草でもないタケという独自の「有節植物」として区別されているんだよ。」との記載がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 論文集.評論集.講演集 (404 9版)
- 参考資料
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①『植物のふしぎ』 ポプラ社,2011,207p. 参照はp.69.
②『小学なぜなぜふしぎサイエンス 8』 学習研究社,1989,48p. 参照はp.34.
③ゆのきようこ 長谷川哲雄『木と日本人』 理論社,2015,63p. 参照はp.36-37.
④うちむらえつぞう いしいきよたか『タケの絵本』 農山漁村文化協会,2006,36p. 参照はp.6.
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①『植物のふしぎ』 ポプラ社,2011,207p. 参照はp.69.
- キーワード
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- 植物
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2020061814462210670
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 高校生, 中学生, 小学生(高学年)
- 登録番号
- 1000296069