レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/03/12
- 登録日時
- 2023/04/01 00:31
- 更新日時
- 2024/03/30 00:42
- 管理番号
- M23012215438706
- 質問
-
沢庵和尚が描いた禅画「円相図」が見たい。できれば南宗寺蔵ではなく、東海寺蔵がよい。
- 回答
-
①『仏教を歩く No.23』では「沢庵ゆかりの旅」の中で、「名僧の遺産 円相(東海寺)」が紹介されている。そこには、「沢庵が自らの肖像とした『円相』」の図がカラーで掲載されており、「沢庵はその円相を二軸作り、一つを品川・東海寺に、もう一つを堺・南宗寺に置いたという。」と書かれている。また、「写真の円相は東海寺に伝えられたもので、南宗寺のものと賛の日付など若干の字句の違いはあるものの、ほぼ同じものである。」と記述されている。
②『澤庵』の口絵に「円相 澤庵賛(自賛肖像)」のカラー写真が掲載されており、「東海寺蔵」とある。
③『サライ』2016年5月号の特集「禅画に教わる『人生訓』」に「人生訓⑥形に捉われるな。完全でなくていい」という記事が掲載されており、「沢庵宗彭筆自賛『円相』」の図がカラーで掲載されているが、こちらは「大阪・南宗寺蔵」とある。
④『沢庵』の「Ⅰ沢庵の生涯」に「四、家光の信任」という項があり、「沢庵は画工に一円相を描かせ、みずからそこに一点を加え、上に賛語を書いて寿容としたという。これを二軸つくり、一つは東海寺に、もう一つは南宗寺に置いた。」とあり、「沢庵筆『円相』(東海寺)」の図が掲載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 仏教史 (182 9版)
- 参考資料
-
-
①『仏教を歩く No.23 沢庵と[武士道]』 朝日新聞社,2013,38p. 参照はp.24.
②泉田宗健『澤庵』京都 淡交社,2010,431, 4p. 参照は口絵2.
③西村恵信・山本英男「禅画に教わる「人生訓」」『サライ』第28巻第5号第612号,2016,p.33.
④船岡誠『沢庵』 中央公論社,1988,209p. 参照はp.135.
-
①『仏教を歩く No.23 沢庵と[武士道]』 朝日新聞社,2013,38p. 参照はp.24.
- キーワード
-
- 沢庵
- 禅画
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2023012215432138706
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生, 中学生
- 登録番号
- 1000331473