レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年04月05日
- 登録日時
- 2022/07/08 14:32
- 更新日時
- 2022/07/15 10:07
- 管理番号
- 0000110980
- 質問
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解決
ウェブサイト“日本遺産関門ノスタルジック海峡”で、国際港湾都市「関門港」の開港と発展の説明について「元治元(1864)年、講和使節に高杉晋作を任命して講和を成立させ、下関港は事実上、開港」したとあるが、典拠元はどこか。また、下関講和条約の原文を知りたい。
- 回答
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当該ウェブサイトには出典が明記されていないため、正確な典拠元は不明。
なお、下記資料1に、いわゆる下関戦争の講和交渉に高杉が当たり、講和を成立させたこと(p967-972)や、それに伴い「下関は事実上の開港場とな」ったこと(p670)の記載がある。
また、資料2に講和交渉の概要と協定文(イギリス側の文書の訳)が記載されている。資料3にも、同じ停戦協議議事録と協定文の全文が記載されている。
なお、資料3は通訳として講和交渉に参加した井上馨の伝記で、第七節「下関講和談判」がそれにあたる、協定文はp165にあり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 中国地方 (217 9版)
- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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1.下関市市史編修委員会 編修 , 下関市. 下関市史 藩制-市制施行. 下関市, 2009.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010082289-00 (p967-972,670) -
2.山口県 編 , 山口県. 山口県史 通史編 幕末維新. 山口県, 2019.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I030251956-00 (p504) -
3.山口県 編 , 山口県. 山口県史 史料編 幕末維新 7. 山口県, 2014.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025592754-00 (p994-998) -
井上馨侯伝記編纂会 編. 世外井上公伝 第1巻 復刻版. マツノ書店, 2013.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024672184-00 (p154-168)
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1.下関市市史編修委員会 編修 , 下関市. 下関市史 藩制-市制施行. 下関市, 2009.
- キーワード
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- 下関事件 (1864)
- 下関港
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000318575