レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/10/06
- 登録日時
- 2020/10/12 00:30
- 更新日時
- 2020/10/31 14:51
- 管理番号
- R1001637
- 質問
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解決
「瀉血(しゃけつ)」を説明した本をよみたい。
- 回答
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下記資料を紹介。
(1)『ビジュアル医学全史』 クリフォード・ピックオーバー/著 岩波書店 2020
(2)『家庭の医学』 主婦の友社/編 主婦の友社 2018
- 回答プロセス
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1.図書館OPACでフリーワード“瀉血”にて館内所蔵資料を検索
→2件ヒット。内容を確認。
・『ビジュアル医学全史』クリフォード・ピックオーバー/著 岩波書店 2020…資料(1)
p.9に説明箇所あり
2.家庭医学の棚【598.3】を直接確認
→・『家庭の医学』 主婦の友社/編 主婦の友社 2018…資料(2)
p.208 慢性肝炎を説明した箇所に【瀉血療法】の文言があり
資料(2)は一行程度の説明でしたが、この内容でよいとのことでしたので、2冊を案内し調査終了
- 事前調査事項
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瀉血
しゃけつ
治療の目的で、患者から血液を採取し、除去すること。心臓の負担を減らして循環の改善を図るとき、過剰な血液を除去するとき、あるいは種々の中毒を治療するときなどに施行される。以前はしばしば用いられた療法で、脳卒中、高血圧、尿毒症のときにも行われたが、最近は他の優れた治療法の発達のため、ほとんど使用されなくなってきている。しかし、現在でも心臓喘息(ぜんそく)、肺水腫(すいしゅ)、赤血球増加症、血色素沈着症などの際には、なお有効な治療法として試みられることもある。
"瀉血", 日本大百科全書(ニッポニカ), JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2020-10-11)
- NDC
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- 医学 (490)
- 参考資料
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- ビジュアル医学全史 クリフォード・ピックオーバー/著 岩波書店 2020.1 490.2 , ISBN 978-4-00-005061-6
- 家庭の医学 主婦の友社/編 主婦の友社 2018.2 598.3 , ISBN 978-4-07-426414-8
- 世にも危険な医療の世界史 リディア・ケイン/著 文藝春秋 2019.4 490.2 , ISBN 978-4-16-391017-8
- 医学書院医学大辞典 伊藤正男/総編集 医学書院 2009.2 490.33 , ISBN 978-4-260-00582-1 (p.2580 放血ほうけつ【瀉血】)
- しゃ‐けつ【×瀉血】[名](スル)病気の治療のため、血液の一定量を取り除くこと。血液中の有毒物質を除いたり、一時的に血圧を下げたりする目的で行われたが、最近では交換輸血の場合以外には行われない。血抜き。"しゃ‐けつ【瀉血】", デジタル大辞泉, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2020-10-11)
- キーワード
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- 瀉血
- 交換輸血
- 血抜き
- 放血
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000288182