レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2024/02/05
- 登録日時
- 2024/03/30 00:43
- 更新日時
- 2024/03/30 00:43
- 管理番号
- M24020516541858
- 質問
-
現在のサッカー日本代表のユニフォームには「襟」がついていないが、「襟」がついていた時代があったと思う。歴代ユニフォームの「襟」の変遷が分かる資料を紹介してほしい。
- 回答
-
①『サッカー日本代表ユニフォーム100年史』には1936年から2022年までの歴代ユニフォームが、大きな写真と各デザインの詳しい解説つきで掲載され、写真で襟つき、襟なしと変遷がたどれる。
②『SAMURAI BLUE サッカー日本代表オフィシャルガイドブック 2014』の「保存版 日本代表ユニフォーム史」のページには1936年から2014年までのユニフォームが掲載されている。これによると1964年の東京五輪開催時に「それまでの襟付きからVネックへとデザインが変わった。」とあり、過去にも襟のないユニフォームがあったことが確認できる。また1973年のワールドカップ西ドイツ大会の予選時に、「ユニフォームも襟付きデザインに原点回帰」とあり、再び襟付きデザインに変更されている。その後、基本は襟付きのユニフォームだが、1976年、1979年など一時的に襟なしデザインになったこともある。2002年のワールドカップ自国開催時からは、襟なしユニフォームに統一されていることが確認できる。
③『Sports Graphic Number』1036号の「日の丸戦士の晴装束」のページに、1936年から2021年までの歴代ユニフォームの写真が掲載され、「02年W杯にむけては(中略)特に大きな変化はユニフォームから襟がなくなったこと。機能を重視し、首回りの熱を逃がすための処置で現在では主流になっているが、(後略)」と解説されている。
④『ワールドサッカーユニフォーム1000』の「伝説的ユニフォーム170」の「各国代表チーム」にある「日本」の項に、各年代の日本代表ユニフォームが掲載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 球技 (783 9版)
- 参考資料
-
-
①『サッカー日本代表ユニフォーム100年史』ベースボール・マガジン社,2023,114p.
②『SAMURAI BLUEサッカー日本代表オフィシャルガイドブック 2014』講談社,2014,119p,参照はp88-93.
③『Sports Graphic Number』1036号,文藝春秋,2021,114p,参照はp60-61.
④ベルナル・リオン『ワールドサッカーユニフォーム1000』グラフィック社,2014,303p,参照はp70-71.
-
①『サッカー日本代表ユニフォーム100年史』ベースボール・マガジン社,2023,114p.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2024020516514641858
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生, 中学生, 小学生(高学年), 小学生(低学年以下)
- 登録番号
- 1000348308