レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年05月19日
- 登録日時
- 2022/08/04 13:53
- 更新日時
- 2022/08/04 14:29
- 管理番号
- 千県中参考-2022-03
- 質問
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解決
中学校や高校の校則(生徒心得という形式でルールを定めていたり、生徒手帳を制定したりしている)が、いつごろ、どのように広まったのかについて記載された資料を探している。
- 回答
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次の資料に関連の記載がありました。
【資料1】『生徒規範の研究 生徒規則の法社会学的見方・考え方』(高野桂一著 ぎょうせい 1987)
p47-77「第二次大戦前の生徒心得の生成と展開はどうであったか」、
p145-168「第二次大戦後の生徒心得の在り方はどう変わったか-昭和20~40年代の動向-」の項目があります。
【資料2】『校則を考える 歴史・現状・国際比較』(大津尚志著 晃洋書房 2021)
p1-24「校則の歴史 戦前」、
p8-10「教育勅語、戊申詔書と生徒心得」の項目があります。
【資料3】『日本の教育課題 4 生活の指導と懲戒・体罰』(佐藤秀夫[ほか]編集 東京法令出版 1996)
p325-332「校則と生徒心得・罰則」の項目があります。
【資料4】『競争と管理の学校史 明治後期中学校教育の展開』(斉藤利彦著 東京大学出版会 1995)
p175-222「「生徒管理」の形態と諸相」の項目に関連の記載があります。
- 回答プロセス
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1 教育関係の事典を確認
『現代学校教育大事典 7 索引』(安彦忠彦[ほか]編集 ぎょうせい 2002)より、「校則」の項目を確認。2巻p73「管理主義教育」、3巻p38「校則」、4巻p353「生徒規則」、p359「生徒手帳」を参照し、「生徒規則」の参考文献から【資料1】の情報を得た。
2 千葉県立図書館ホームページ「図書・雑誌・視聴覚資料検索」の全項目や件名に「校則」と入力して検索し、【資料2】を発見。
他にヒットした、以下の資料を確認したが、関連の記載が見つからなかった。
『「校則」の研究 だれのための生徒心得か』(坂本秀夫著 三一書房 1986)
『校則の話 生徒のための権利読本』(坂本秀夫著 三一書房 1990)
『こんな校則あんな拘束』(坂本秀夫著 朝日新聞社 1992)
3 千葉県立図書館ホームページ「図書・雑誌・視聴覚資料検索」を全項目「生徒心得」、「生徒規則」、「生徒規範」で検索し、【資料3】を発見。
他にヒットした、以下の資料を確認したが、関連の記載が見つからなかった。
『新しい学校論 2 中学校にとって「生徒心得」とは何か』(明治図書 1984)
『生徒規則マニュアル』(坂本秀夫著 ぎょうせい 1987)
4 【資料3】のp330より、【資料4】の情報を得た。
- 事前調査事項
- NDC
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- 教育課程.学習指導.教科別教育 (375 9版)
- 参考資料
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【資料1】『生徒規範の研究 生徒規則の法社会学的見方・考え方』(高野桂一著 ぎょうせい 1987)
(9101710107) - 【資料2】『校則を考える 歴史・現状・国際比較』(大津尚志著 晃洋書房 2021)(0106758564)
- 【資料3】『日本の教育課題 4 生活の指導と懲戒・体罰』(佐藤秀夫[ほか]編集 東京法令出版 1996)(0105298245)
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【資料4】『競争と管理の学校史 明治後期中学校教育の展開』(斉藤利彦著 東京大学出版会 1995)
(1101343907)
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【資料1】『生徒規範の研究 生徒規則の法社会学的見方・考え方』(高野桂一著 ぎょうせい 1987)
- キーワード
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- 校則(コウソク)
- 生徒指導(セイトシドウ)
- 生徒心得(セイトココロエ)
- 生徒規則(セイトキソク)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000319671