レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/8/19
- 登録日時
- 2023/12/24 00:31
- 更新日時
- 2024/03/30 00:43
- 管理番号
- M23090514041716
- 質問
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笑い講とはどのようなものか知りたい。
- 回答
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①『祭・芸能・行事大辞典 下』の「笑い講」の項目では、「祭礼や儀礼への参加者が大声で笑いあう行事.笑祭ともいう.山口県防府市大道地区小俣集落のお笑い講(防府市無形民俗文化財)が有名である」と記述されている。また「霜月(現在12月第1日曜)に行われる大歳祭の一種である」と述べ、大道地区各集落で行われる大歳祭の流れを説明した後、小俣集落で行われる笑い講の内容について紹介している。
②『祭礼行事 山口県』には、山口県で行われる祭礼行事の一つとして、小俣の笑い講が紹介されている。笑い講が12月の第1日曜日に行われる小俣大歳神社の大歳祭であること、また笑い講の内容と目的について述べられており、笑い講のカラー写真も掲載されている。
③『日本の民俗芸能調査報告書集成 補遺1 山梨・山口の民俗芸能』には、山口県の冬の民俗芸能として、笑い講が紹介されている。所在地は「防府市大字台道字小俣」、時期は「毎年十二月初旬」と書かれている。また、笑い講の一連の流れについて説明されており、その様子を収めたモノクロ写真も掲載されている。
④『奇妙な祭り』には、日本における奇祭の一つとして笑い講が紹介されており、内容について簡潔に記されている。また、笑い講が行われる日時は「十二月第一日曜日」、場所は「山口県防府市大字台道」であると書かれている。
⑤『民俗小事典神事と芸能』では、「笑い祭」の項目の中で、山口県防府市小俣の行事である笑い講について取り上げている。その中で、笑い講について簡潔に紹介されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 年中行事.祭礼 (386 9版)
- 参考資料
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①小島美子,鈴木正崇『祭・芸能・行事大辞典 下』 朝倉書店,2009,p.1039-2116,参照はp.1901.
②高橋秀雄,伊藤芳枝『祭礼行事 山口県』 おうふう,1995,143p. 参照はp.40.
③山梨県教育委員会,山口県教育委員会『日本の民俗芸能調査報告書集成 補遺1 山梨・山口の民俗芸能』 海路書院,2008,270p. 参照はp.105.
④杉岡幸徳『奇妙な祭り』 角川書店,2007,191p. 参照はp.183.
⑤神田より子,俵木悟『民俗小事典神事と芸能』 吉川弘文館,2010,439p. 参照はp.211.
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①小島美子,鈴木正崇『祭・芸能・行事大辞典 下』 朝倉書店,2009,p.1039-2116,参照はp.1901.
- キーワード
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- 笑い講 奇祭
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2023090514093041716
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000343934