レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/01/28
- 登録日時
- 2023/04/01 00:31
- 更新日時
- 2024/03/30 00:43
- 管理番号
- M23020918038744
- 質問
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谷川俊太郎の「恋文」という詩が掲載された書籍を探している。折句になっており、文頭の文字をつなげて読むと「あ・い・し・て・ま・す」というフレーズになる。ネット上では読めるが、書籍はないか。
- 回答
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①谷川俊太郎のエッセイ集である『ことばを中心に』には、「ことばあそびをめぐって」という小品が収録(初出は『高校クラスルーム』1979.11)されており、その中で「<ことばあそび>を、手作り詩というふうに呼ぶ人もあるんですよ。(中略)たとえばアクロスティック―名前やことばをよみこむ短詩です。(中略)いちばん上の文字を横に読んで下さい。ちょっとしゃれた恋の告白です。」として折句を紹介している。この折句にタイトルは付されていない。
②和田誠の『ことばの波止場』では「折句」について触れられており、「谷川俊太郎さんにも折句の名作があります。」としてこの折句が紹介されている。「これは谷川俊太郎作の折句であります。」と書かれているが、タイトルは書かれていない。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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詩集『ことばあそびうた』『ことばあそびうた また』等、当館が所蔵している谷川俊太郎の詩集をいくつか確認したが、該当する折句が掲載されているものは発見できなかった。
- NDC
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- 詩歌 (911 9版)
- 参考資料
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①谷川俊太郎『ことばを中心に』 草思社,1985,363p. 参照はp.240-241.
②和田誠『ことばの波止場』 白水社,1995,141p. 参照はp.83-84.
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①谷川俊太郎『ことばを中心に』 草思社,1985,363p. 参照はp.240-241.
- キーワード
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- 谷川俊太郎
- 折句
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2023020918034538744
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生, 中学生
- 登録番号
- 1000331500