レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/08/30
- 登録日時
- 2023/11/22 00:30
- 更新日時
- 2023/11/22 00:30
- 管理番号
- 6001062162
- 質問
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解決
手の皮膚の神経はどう分かれているのか書いている資料を知りたい。
- 回答
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以下の資料に記載がありました。
・『手:その機能と解剖 第6版』(上羽康夫/著 金芳堂 2017.1)p.273-277
p.274-275の図171「前腕掌側面および手掌の知覚神経支配」、図172「前腕背側面および手背の知覚神経支配」に、各神経分布域が示されています。
p.277の「2.末梢神経の知覚支配域」では、各支配域について説明されています。
・『日本人体解剖学 上 解剖学総論・骨格系・筋系・神経系』(金子丑之助/原著 金子勝治/監修 穐田真澄/編著 南山堂 2020.4)
p.493の表4-14「腕神経叢のおもな枝の分布域」に正中神経、尺骨神経、橈骨神経の手の分布域が示されています。正中神経は母指側の筋と皮膚、中手筋(母指と小指の間にある)、尺骨神経は小指側の筋と皮膚、橈骨神経は皮膚とあります。
p.507の図4-162「手掌・手背の皮膚に分布する神経」に図で尺骨神経、正中神経、橈骨神経の分布域・単独支配域が示されています。
・『カラー図解人体の正常構造と機能 9 神経系 2』(坂井建雄/総編集 河原克雅/総編集 久野みゆき/著 日本医事新報社 2021.2)p.10-13
正中神経、尺骨神経、橈骨神経の各説明があり、p.13の「14 上肢の皮神経」では分布域が確認できます。
・『からだがみえる:人体の構造と機能(チーム医療を担う医療人共通のテキスト)』(医療情報科学研究所/編集 メディックメディア 2023.2)p.186-187
各末梢神経別の皮膚支配領域が図で示されています。手の分布を見ると、橈骨神経、正中神経、尺骨神経が確認できます。
[事例作成日:2023年8月30日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 基礎医学 (491 10版)
- 参考資料
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- 手 第6版 上羽/康夫‖著 金芳堂 2017.1 (274-277)
- 日本人体解剖学 上 改訂20版 金子/丑之助‖原著 南山堂 2020.4 (493,507)
- カラー図解人体の正常構造と機能 9 改訂第4版 坂井/建雄‖総編集 日本医事新報社 2021.2 (10-13)
- からだがみえる 医療情報科学研究所‖編集 メディックメディア 2023.2 (186-187)
- キーワード
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- 手(テ)
- 神経(シンケイ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000341341