レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/10/16
- 登録日時
- 2021/04/13 00:30
- 更新日時
- 2021/04/13 00:30
- 管理番号
- R1000238
- 質問
-
解決
江戸時代のお城にある馬屋について知りたい。彦根城に現存していると聞いている。
- 回答
-
秋田書店出版『日本城郭事典』の用語編に「馬屋」の解説が以下のようにある。「城に馬屋を作る場合、三の丸にあたる所と本丸の二か所に設ける。前者は通常使用する馬屋で馬場を伴い、後者は戦争の際、戦闘力である馬の確保のためのものであり、臨時的なものが多い。」彦根城の馬屋について、児玉幸多/監修『日本城郭大系 11』によると、彦根城馬屋は「国指定重要文化財」に指定されていることがわかる。重要文化財に指定されている観点から、重要文化財編纂委員会『新指定重要文化財 13 』を調べると「昭和38年(1963)7月1日に指定されたとある。また、馬屋の詳細な説明や城郭の中の附属施設としての馬屋は、これが現存唯一の遺構である」と記されていることなどがわかる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
-
- B10134321 日本城郭事典 秋田書店 1983 521.82 4253002013 (P472)
- B10009172 日本城郭大系 11 児玉幸多/監修 新人物往来社 1980 521.823 (P237-242)
- B10038362 新指定重要文化財 13 重要文化財編纂委員会 毎日新聞社 1982 709
- B12412751 日本の名城を訪ねて プラネットライツ/編 三栄 2020.4 (P62馬屋のカラー写真記載)
- B10876785 城下町の記憶 西川幸治/著 サンライズ出版 2007.3 216.1 978-4-88325-326-5
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事項調査
- 内容種別
- 事項調査
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000296966