レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年02月10日
- 登録日時
- 2016/03/16 09:19
- 更新日時
- 2016/03/16 09:19
- 管理番号
- いわき総合-地域408
- 質問
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解決
昭和30年代に、いわき市内に「キッチンカー」もしくは「栄養指導車」と呼ばれるものがあったらしいが、これについて知りたい。
- 回答
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『いわき保健所60年のあゆみ』(福島県いわき保健所 1999)P8に記述あり。
これによると、昭和30年代になると、保健所で栄養指導ができる体制が整い、栄養知識の普及啓発、栄養教室などの指導が可能になり、県の栄養指導車(キッチンカー)とともに地域に出向き、調理実習や栄養知識の普及啓発を積極的に行っていたことが分かった。
当時の新聞記事を確認すると、夕刊「いわき民報」(昭和33年3月14日付 3面 http://library.city.iwaki.fukushima.jp/manage/archive/upload/00000_20130118_3937.pdf)に「好評博したキッチンカー」の記事が写真入りであった。
この記事によると、キッチンカーとは中小農業世帯や低所得世帯の食生活改善指導を図るために、当時の平保健所が運営していたもの。移動式の料理講習会を行い、栄養価の高い料理などを栄養士が実演指導していたようだ。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 衛生学.公衆衛生.予防医学 (498 9版)
- 参考資料
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- 【資料①】『いわき保健所60年のあゆみ』[K/498/フ・1111209597]
- 【資料②】「いわき民報」(いわき市立図書館ホームページ・郷土資料のページ)[最終アクセス2016.2.27]
- キーワード
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- 栄養指導
- 保健行政
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000189350