レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年09月29日
- 登録日時
- 2010/09/29 14:37
- 更新日時
- 2012/12/26 15:38
- 管理番号
- 八幡一般室 135
- 質問
-
解決
今話題の「焼きうどん」は小倉発祥だと聞きました。それが分かる資料ありますか?
- 回答
-
『北九州物語』によりますと、誕生が「1945年11月」で生まれた所が「だるま堂」とされています。「だるま堂」の場所についての記載はありませんが、「焼ソバ」の「ソバ玉の代わりに乾めんをゆでて使ったのが人気を呼んだ。小倉生まれ焼きうどんの誕生秘話である。」との文章もあり小倉が発祥だとわかります。また、『北九州美味本』や『B級グルメが地方を救う』、『九州宝御膳物語』、「小倉焼うどん研究所」HPでは「だるま堂」のお店の場所の紹介と共に小倉発祥であるという記載があります。
ただし、『蕎麦 うどん トリビア66題』という資料には「“焼うどんの元祖”が、東京・麻布一番1丁目にある高級居酒屋といった趣の「はじめ」である。」とありますが、その説明には「30年ぐらい前」より作り始めたと書かれており、出版年から30年差し引いても、小倉焼きうどんの方が早くから作られていたと思われます。なおこの資料には小倉が元祖であるということも、1つの説として紹介されています。
- 回答プロセス
-
業務端末で「ヤキウドン」と入力しても資料がありませんでした。そのため、食品や郷土料理の分類をあたりました。インターネットでは「小倉 焼きうどん」をキーワードに検索しました。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
-
-
『B級グルメが地方を救う』田村秀著 集英社 2008年
(102、103頁) - 『北九州美味本』ゼンリン 2006年 <596/キ>(103頁)
- 『九州宝御膳物語』豊田謙ニ監修 西日本新聞社 2006年 <383.8/キ>(91頁)
-
『北九州物語』登本寿典著 海鳥社 2002年
(86~89頁) - 『蕎麦 うどん トリビア66題』かくれ家麺喰会著 セントラルSOG 2005年 <383.8/カ>(117~119頁)
- 小倉焼うどん研究所 http://www.kokurayakiudon.com/
-
『九州の逸品 100選』月刊はかた編集室編 月刊はかた編集室 2005年
(26、27頁) (「北九州」発祥であるという所までしか記載がありません) - 『発見!体験!日本の食事③』ポプラ社 2002年 <383/ハ/3>(16、19頁) (「北九州」発祥であるという所までしか記載がありません)
-
『B級グルメが地方を救う』田村秀著 集英社 2008年
- キーワード
-
- 小倉 焼きうどん
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000071848