レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年04月08日
- 登録日時
- 2020/05/06 15:07
- 更新日時
- 2020/06/04 17:17
- 管理番号
- 神戸図-1518
- 質問
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解決
赤いリンゴと、青リンゴでは含まれるポリフェノールに違いはあるのか(皮つきのリンゴをそのまま食べるとポリフェノールが摂れると聞いて)
- 回答
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色によって成分値に大きな違いはない、とする資料があった一方で、
アントシアニンというポリフェノールはリンゴの赤い果皮に多く含まれていることがわかった。
●次の資料に、成分値の違いについて書いてあった。
『食品大百科事典』p.62
1)リンゴ、ii)品質・成分特徴
「果実の色彩や外観は品種により差異があるが、成分値に大きな違いはない」
●次の資料に、皮の近くにポリフェノールが多く含まれることが書いてあった。
『なぜリンゴは身体にいいのか』p.51
「リンゴポリフェノールは皮に近い部分に多いといわれています」
『リンゴを食べる教科書』p.16
「リンゴポリフェノールの中心となるエピカテキンは果肉の4倍多く皮の部分に含まれています」
●次の資料に、赤い果皮にはアントシアニンが含まれていることが書いてあった。
『果樹園芸大百科2 リンゴ』p.81「リンゴの品種の特性分類 (3)外観による分類 ②赤色品種」
「果皮細胞にアントシアニンが集積することにより、赤色を呈する。」
『リンゴを食べる教科書』p.16
「リンゴの色はアントシアニンという物質によって赤く見えるのですが、アントシアニンにも抗酸化作用があります。」
『果実の事典』p.514-528 リンゴ
p.527【栄養成分と利用・加工】
「赤色の果皮にはアントシアニン,果肉には褐変物質のフェノール類が多く含まれている。」
●その他、リンゴポリフェノールについて記述があった資料
(リンゴポリフェノールは、リンゴに含まれるポリフェノールの総称)
『果実の機能と科学』p.107-110「5.各種果実の機能性 5.1.落葉性果樹の果実 5.1.1.リンゴ」
『抗酸化食品研究』p159-173「リンゴ由来ポリフェノールの生理機能」
『ポリフェノール 薬用植物および食品の機能性成分』p.155-169
「食品素材の機能性成分としてのポリフェノールの研究 第1章 リンゴポリフェノール」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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『食品大百科事典』食品総合研究所 編 , 朝倉書店, 2001.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003043878-00 , ISBN 4254430787 (当館ID PV:70000048255 当館請求記号 4985=N1) -
『なぜ、「リンゴ」は身体 (カラダ) にいいのか? : 1日1個のリンゴが医者を遠ざける』 (タツの本, Ryu books)櫛引博敬著, 経済界, 2010.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I007191745-00 , ISBN 9784766703535 (当館ID PV:7200161795 当館請求記号 4985=P0) -
『リンゴを食べる教科書』丹野清志著 , 池田友子(管理栄養士). ナツメ社, 2017-07.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000074-I000699623-00 , ISBN 9784816362613 (当館ID PV:7200534813 当館請求記号 625=P7) -
『果樹園芸大百科 2』農文協/編 , 農山漁村文化協会, 2000.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I005570233-00 , ISBN 4540993321 (当館ID PV:7200033755 当館請求記号 625=N0=2) -
『果実の事典』杉浦明, 宇都宮直樹, 片岡郁雄, 久保田尚浩, 米森敬三 編 , 朝倉書店, 2008.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009902032-00 , ISBN 9784254430950 (当館ID PV:7200069719 当館請求記号 625=N8) -
『果実の機能と科学』(食物と健康の科学シリーズ)伊藤三郎 編 朝倉書店, 2011.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I023162110-00 , ISBN 9784254435412 (当館ID PV:7200222534 当館請求記号 625=P1) -
『抗酸化食品研究』 (食品工業NEO)食品工業編集部 編纂 , 光琳, 2012.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I023534038-00 , ISBN 9784771212015 (当館ID PV:7200246039 当館請求記号 4985=P2) -
『ポリフェノール : 薬用植物および食品の機能性成分 普及版』 (CMCテクニカルライブラリー, 699 . 食品シリーズ)波多野力監修 ,シーエムシー出版, 2019.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I012040145-00 , ISBN 9784781313771 (当館ID PV:7200621789 当館請求記号 4985=P9)
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『食品大百科事典』食品総合研究所 編 , 朝倉書店, 2001.
- キーワード
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- りんご
- 健康法
- 食品
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000281883