レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年06月30日
- 登録日時
- 2011/07/29 14:17
- 更新日時
- 2011/09/06 13:50
- 管理番号
- 名古屋市鶴-2011-020
- 質問
-
解決
名古屋市およびその周辺の海岸線が大昔(縄文時代など)どうなっていたかわかる地図がみたい。
- 回答
-
『名古屋地盤図』に「熱田期の海進」や「沖積期の海進」(縄文海進)の図があるほか、『図説日本の歴史 23』に「縄文海進高頂期(今から6000-5000年前)の海岸線」や「弥生時代中期(今から約2000年前)の旧海域部分(尾張平野のみ示す)」などがわかるカラーの大きな図があります。また、名古屋の地形・地層に関するわかりやすい資料としては『名古屋の大地とその生い立ち』があります。その他、下記の資料に海岸線の図があります。
・『愛知県 地学のガイド』→「第一瀬戸内期」・「第二瀬戸内期」・「最高位礫層期」・「熱田海進」・「ウルム氷期最盛期」・「縄文海進」の図があります。
・『自然のしくみ(地形・地質)』→「第一瀬戸内期」・「最高位礫層期」・「熱田海進」・「ウルム氷期最盛期」・「縄文海進」・「濃尾平野の海岸線の変遷」の図があります。
・『東海の自然をたずねて』→「約1600万年前の東海地方」・「約300万年前の東海地方」・「約100万年前の東海地方」・「約14万年前の東海地方」・「約6000年前の東海地方」の海岸線の図があります。
・『伊勢湾台風災害の調査研究報告』→「濃尾沖積平野の発展過程」の図があり、弥生期推定海岸線・歴史時代の陸化地域・17世紀当時海岸線がわかります。
・『21世紀に向けて尾張の大地』→「濃尾平野の海岸線の変遷」があり、弥生時代(紀元前3~西暦3世紀)・古墳時代(西暦6~7世紀)・江戸時代(西暦17世紀)の海岸線の変遷がわかります。
・『再発見名古屋』→「5千年前の名古屋の想像図」があり、地名が比較的多く記されていてわかりやすいです。
・『名古屋市歴史まちづくり戦略』→縄文時代・中世末期・明治24年・大正5年・昭和25年の海岸線の図があります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 地形学 (454 9版)
- 参考資料
-
- 『名古屋地盤図』 コロナ社 1969年 p.6,12
- 『図説日本の歴史 23』 河出書房新社 1987年 p.2-3,51
- 『名古屋の大地とその生い立ち』 松村憲一/著 スパイシースタッフ 2007年
- 『愛知県 地学のガイド 愛知県の地質とそのおいたち』 庄子士郎/編 コロナ社 1978 年 p.6-9
- 『自然のしくみ(地形・地質) 自然保護読本』 愛知県環境部/編 愛知県 1980年 p.4-20
- 『伊勢湾台風災害の調査研究報告』 名古屋大学災害科学調査会/編 名古屋大学 1964年 p.21
- 『東海の自然をたずねて』 東海化石研究会/編 築地書館 1997年 p.4-6
- 『21世紀に向けて尾張の大地 尾張平野の土地と水資源』 吉川博/著 山海堂 1987年 p.21
- 『再発見名古屋』 名古屋市社会科教育研究会/編 [名古屋市社会科教育研究会] 1989年 p.153
- 『名古屋市歴史まちづくり戦略 「語りたくなるまち名古屋」の実現をめざして』 名古屋市住宅都市局まちづくり企画部歴史まちづくり推進室 2011年 p.6,8,12,16,18
- キーワード
-
- 地学・土地―名古屋市
- 地図・絵図―名古屋市
- 海岸線
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000089347