レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/04/15
- 登録日時
- 2009/09/11 02:10
- 更新日時
- 2009/09/17 09:38
- 管理番号
- 中央-1-00016
- 質問
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解決
松尾芭蕉は旅をした時どんな持ち物を持っていたか。また、若い弟子を連れた場合、その弟子にどんな荷物を持たせたか知りたい。
- 回答
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【資料1】p.35~より、「紙子(紙で作った衣料)、ゆかた、雨具、墨、筆、懐紙、薬、弁当箱、合羽など持ち歩いていたようであり、芭蕉と同行していた曾良の荷物にはもっと入っていたはずである。ほかには、替えの下帯(ふんどし)、季節に合わせた衣類、剃刀、手拭い、大きな金入れと小銭入れなどは、旅行者の常識であった」と書かれている。また、曾良の俳諧書留には「皮たびの裏新しく踏みずめり」という句が書きとめられていることから、雨に備えて皮足袋も用意していたかもしれない、とのこと。この資料には、許六が描いた「芭蕉行脚図」が載っており、芭蕉と曾良の旅姿を絵で見ることができる。
インターネットのホームページでは【資料3】を見つけたので、これも紹介した。
なお、このホームページにも書かれているが、【資料2】には、江戸時代の旅行の所持品などについて書かれていたので、これも紹介した。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日記.書簡.紀行 (915 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】『芭蕉はどんな旅をしたのか』 金森敦子/著 晶文社 2000
- 【資料2】『旅行用心集』 八隅蘆菴/著 八坂書房 2001
- 【資料3】URL http://www.bashouan.com/peTabi.htm(最終確認日2009年8月28日)
- キーワード
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- 松尾芭蕉
- 江戸の長旅
- 旅姿
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000057877