レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005/06/27
- 登録日時
- 2008/01/11 02:10
- 更新日時
- 2008/11/10 18:43
- 管理番号
- 10-0A-200506-01
- 質問
-
解決
以下の三首の歌の出典を知りたい。(書展の作品に出ていた)①長塚節「鬼灯を口にふくみて鳴らすごと蛙はなくも夏の浅夜を」②作者不明で表記もあいまいだが「夏の夜も御ささがはらにしもぞおく月の光のさえしわたれば」③作者不明で表記もあいまいだが「ほととぎすきくおりにこそ夏山の青葉は花に劣らざりけれ」
- 回答
-
①「長塚節全集」3に初句索引あり 連作「鍼の如く 其の二」初出『アララギ』7巻6号(大正3年7月)
②夏の夜も小笹が原に霜ぞおく月の光の冴えしわたれば 西行の句。『日本古典文学大系29山家集』(岩波書店)、『山家集』(新潮日本古典集成 新潮社)に収録を確認。
③時鳥きく折にこそ夏山の青葉は花に劣らざりけれ 西行の句。『山家集』岩波文庫P44にあり
- 回答プロセス
-
①長塚節全集3に初句索引あり→発見
②③ともに、google検索エンジンでキーワードを替えながら検索すると「山家集」の歌らしいとわかる。国歌大観CD-ROMでも確認
②『日本古典文学大系 29山家集』(岩波書店 1977年 当館書誌ID:0070037735)
『山家集』(新潮日本古典集成 新潮社 1982年 当館書誌ID:0000230858)→巻末に初句索引あり
③『山家集』(岩波文庫 当館書誌ID:0080059387)→初句索引あり。P44に収録確認。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 詩歌 (911 9版)
- 参考資料
-
-
①『長塚節全集3巻』(春陽堂 1926年 当館書誌ID:0080153696)→初句索引あり
②『日本古典文学大系 29山家集』(岩波書店 1977年 当館書誌ID:0070037735)
『山家集』(新潮日本古典集成 新潮社 1982年 当館書誌ID:0000230858)→初句索引あり
③『山家集』(岩波文庫 当館書誌ID:0080059387)→初句索引あり。
-
①『長塚節全集3巻』(春陽堂 1926年 当館書誌ID:0080153696)→初句索引あり
- キーワード
-
- 長塚節
- 西行
- 山家集
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000040807