レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009/06/24
- 登録日時
- 2009/09/10 02:10
- 更新日時
- 2009/09/11 18:04
- 管理番号
- OSPR09060042
- 質問
-
脳卒中による言語障がいのためのリハビリに関する本を探している。
言語中枢に障がいがあるケースです。
(1)『リハビリテーション医学全書 11 言語障害』
(2)『脳のリハビリQ&A』
(3)『高次脳機能障害がわかる本』
を見ましたが、(1)は専門的すぎる、(2)(3)は具体的にはあまり記載がありません。
わかりやすく具体例が多く載っている本を探しています。
- 回答
-
言語中枢に障がいがある場合のリハビリに関する本ということですので、失語症の言語訓練について書かれたものを中心に調査いたしました。
以下の図書が参考になるのではと思います。
(1)『失語症の訓練教材 139の教材と活用法』
(鈴木勉/編 三輪書店 1999.1 請求記号:493.7/806N)
言語聴覚士(ST)が失語症臨床現場で実際に用いている139の教材サンプルと解説が紹介されています。
(2)『失語症のすべてがわかる本 イラスト版 健康ライブラリー』
(加藤正弘/監修 講談社 2006.7 請求記号:493.7/1800N)
p.41-58 言語訓練について記載があります。
(3)『脳卒中のリハビリテーション』
(島倉忠行/著 医歯薬出版 1982 請求記号:494.7/37)
p.217-236 主として失語症の訓練について書かれています。
(4)『目でみる脳卒中リハビリテーション』
(上田敏/著 東京大学出版会 1981.5 請求記号:494.7/38)
p.60-61 2ページのみですが具体的な記述があります。
(5)『脳卒中リハビリ奮戦記 MINERVA21世紀福祉ライブラリー16』
(藤本建夫/著 ミネルヴァ書房 2003.11 請求記号:493.7/1443N)
p.63-73 具体的なリハビリ体験の記載があります。
(6)『脳卒中リハビリ日記 朝日選書』
(横田整三/著 朝日新聞社 1985.1 請求記号:493.7/225)
脳卒中の後遺症として失語症が残った著者の言語訓練の一環として書かれたものです。
(7)『口の体操グループゲーム集 構音障害を中心に』
(大塚裕一/著 金原出版 2004.12 請求記号:496.9/31N)
構音障がいのリハビリを中心とするものですが、60種類のゲームについて具体的に説明しています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 内科学 (493 8版)
- 参考資料
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- 『失語症の訓練教材 139の教材と活用法』((鈴木勉/編 三輪書店 1999.1)
- 『失語症のすべてがわかる本』(加藤正弘/監修 講談社 2006.7)(ページ:41-58)
- 『脳卒中のリハビリテーション』(島倉忠行/著 医歯薬出版 1982)(ページ:217-236)
- 『目でみる脳卒中リハビリテーション』(上田敏/著 東京大学出版会 1981.5)(ページ:60-61)
- 『脳卒中リハビリ奮戦記』(藤本建夫/著 ミネルヴァ書房 2003.11)(ページ:63-73)
- 『脳卒中リハビリ日記』(横田整三/著 朝日新聞社 1985.1)
- 『口の体操グループゲーム集 構音障害を中心に』(大塚裕一/著 金原出版 2004.12)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000057811