レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/11/1
- 登録日時
- 2019/03/21 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:40
- 管理番号
- M18122518104752
- 質問
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ヘアドネーションについて分かる子ども向けの資料はないか。
- 回答
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子ども向けの資料として、①~④の図書を調べたところ、記載があるのは④のみであった。
子ども向け資料とは言えないが、オンラインデータベースとして⑤~⑦を検索したところ、有用な情報として、⑤にのみ用語の説明・解説があった。
①『現代用語の基礎知識学習版 2018-2019』には記載なし。
②『総合百科事典ポプラディア 9 ひ・ふ・へ』には記載なし。
③『あなたにできるボランティア・ハンドブック』には記載なし。
④『髪がつなぐ物語』のジャケットには、「長くのばした自分の髪を寄付する「ヘアドネーション」 寄付された髪はていねいに処理をされて、「医療用ウィッグ」として、病気や、その治療によって髪の毛を失ってしまった子どもたちのために使われる。だれでも参加できるこの活動を、日本でリードするNPO、JHD&C(ジャーダック)のとりくみと、自分の髪を寄付する子どもたち、ウィッグを受けとる子どもたちの思いにせまる。」と記載されていて、この本では日本における「ヘアドネーション」の活動が紹介されている。
⑤「JapanKnowledge Lib」にて、「ヘアドネーション」をキーワード検索すると、「情報・知識 imidas 2018」の項目がヒットする。「情報・知識 imidas 2018」には、「hair donation 病気や事故で髪を失った人に贈るかつらの材料とするため、カットした髪を寄付すること。1990年代にアメリカで始まったといわれる。日本では2009年に大阪市の美容師らがNPO法人「Japan Hair Donation & Charity(JHDAC)」を設立。活動に賛同する美容室などから集めた髪をかつらの材料とし、小児がんの治療や事故、先天性無毛症などで髪を失った18歳未満の子どもに無償でプレゼントしている。1個のかつらを作るには20~30人分の髪が必要で、同団体では傷みが激しくなく、長さ31センチメートル以上であれば、年齢や性別、国籍に関係なく寄付を受け付けている。16年1月時点で賛同する美容室が全国で約350に及ぶなど活動が広がりを見せて」いると記載がある。
なお、「デジタル大辞泉」や「現代用語の基礎知識 2018」の項目もヒットし、用語の簡単な説明が記載されている。
⑥「国立国会図書館サーチ」でキーワード検索したが、④と⑤以外の情報は得られなかった。
⑦雑誌記事を調べるために、「nichigai web service magazineplus」でも全文検索をしたがヒットしなかった。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会福祉 (369 9版)
- 参考資料
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①『現代用語の基礎知識学習版 2018-2019』自由国民社,2018,287p.
②『総合百科事典ポプラディア 9 ひ・ふ・へ』ポプラ社,2011,283p.
③こどもくらぶ『あなたにできるボランティア・ハンドブック』同友館,1999,95p.
④別司芳子『髪がつなぐ物語』文研出版,2017,159p.
⑤「JapanKnowledge Lib」(館内閲覧データベース)
https://japanknowledge.com/library/
⑥「国立国会図書館サーチ」
http://iss.ndl.go.jp/
⑦「nichigai web service magazineplus」(館内閲覧データベース)
http://web.nichigai.co.jp/nga_presen/entrance.do?userName=PO2&mngConfId=PO2
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①『現代用語の基礎知識学習版 2018-2019』自由国民社,2018,287p.
- キーワード
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- ヘアドネーション
- ボランティア
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2018122518123204752
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 中学生, 小学生(高学年), 小学生(低学年以下)
- 登録番号
- 1000253430