①『紅茶の事典』の「クリームティ Cream Tea」の項には、「イギリスでティタイム(ティブレーク)にとられる伝統的、かつ庶民的なメニューのこと。基本的には『ミルクティとスコンのセット』」と記述があり、「アフタヌーンティのフル・メニューはサンドイッチやケーキ類も加わるために、ボリュームが現代人には多すぎ、健康志向もあって、近年はホテルなどでも“クリームティ”ですませる人達が多い」と記述されている。また、「クリーム・ティのこと」という項には、そのセット内容のほか、提供される素材や食べ方について詳細に説明されている。
②『紅茶バイブル』には「Chapter5紅茶のブランドと歴史を知ろう!」の「Section3紅茶の歴史」に「知っておきたい紅茶用語集」があり、「クリームティー」について「紅茶とスコーンのセットのこと。スコーンには伝統的なクロテッドクリームとジャムが添えられる」と記述されており、アフタヌーンティーと比較して「シンプルで庶民的なメニュー」と記述されている。
③『おいしい紅茶の愉しみ方』の「Part5紅茶で和やかなひとときを」の項にある、「Columnイギリスで定番の『クリームティー』」には、「イギリスで『クリームティー』といえば、スコーン&紅茶のセットのことです。スコーンには、ジャムとクロテッドクリームが付きます」と書かれている。また、「アフタヌーンティーのセットでは量が多過ぎるというとき、『クリームティー』を注文してみてはいかがでしょうか」という記述もある。
④『図説紅茶』には「第5章世界のティータイム」という項があり、「英国のティースタイル クリームティー」の中で、「クリームティーとは、スコーンとミルクティーを合わせて楽しむティースタイルをさす言葉です。アフタヌーンティーよりカジュアルなクリームティーは英国人にとって日常です」と書かれている。
⑤『世界のティータイムの歴史』には「第1章英国」の項があり、「columnクリームティー」では、発祥地や起源、歴史について書かれており、スコーンやジャム、クロテッドクリームとともに紅茶を飲むであることが説明されている。
⑥『ツウになる!紅茶の教本』には「第Ⅲ部味わいツウになろう!」という項があり、「Chapter8紅茶を楽しむシーンを知ろう!」の中に「クリームティー」があり、「豪華なティーフードといっしょにゆっくりと時間を過ごすアフタヌーンティーとは別に、午後の紅茶を焼き菓子のスコーンとティーウィズミルクだけで、簡単にとるティータイムをクリームティーという」という記述がある。
⑦『コッツウォルズ イングリッシュガーデンのティールーム』には「イギリスで紅茶が流行するまで」という項があり、「クリームティーは紅茶にスコーンが付くもので、アフタヌーンティーはさらに、小菓子とサンドイッチが付くものをいう」と書かれている。
⑧『ロンドンから南へ。』の「クリームティーを召し上がれ!」には、「伝統的なアフタヌーンティーでは時間もかかるし、満腹で夕食が食べられない、という声も多い。そこでこれからは『クリームティーを召し上がれ!』」という記述があり、クリームティーとは、「ジャムとクリーム付きのスコーンと紅茶のセットのことで、気軽に極上のティータイムを楽しめる」と説明している。また、クリームについては「生クリームではなく、濃厚なクロテッドクリームが望ましい」と書かれている。
⑨『プリンセスになれる午後3時の紅茶レッスン』には、「Lesson1本当においしい紅茶をいれてみましょう」という項があり、「ミルクティー&スコーンで午後3時のティータイム」の中に「クリームティーというのは、ティータイムのメニューのこと。大きなスコーンに、たっぷりのジャージー牛乳のクロテッド・クリームとジャム、そして、ポット一杯のミルクティーがつきます」と書かれている。
⑩『ビスケットとスコーン』には、「Columnイギリスのビスケットとスコーン」という項があり、「イギリスといえば、アフタヌーンティーのスタンドにのったスコーンが浮かびます。イギリスではもっと手軽に、『クリームティー』と呼ばれる、スコーンにクロテッドクリームといちごジャムをぬって、たっぷりの紅茶と楽しむスタイルがあります」と書かれている。