レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/03/21
- 登録日時
- 2023/12/12 00:30
- 更新日時
- 2023/12/12 10:43
- 管理番号
- 石神井-R1005310
- 質問
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解決
練馬区石神井台の石神井川にかかる蛍橋があります。文献があればご紹介ください。内容(歴史、命名の由来など)と、書名、著者、発行者、発行年について教えてください。
- 回答
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蛍橋に関する由来・来歴が記載されている資料をみつけることが出来ませんでした。
なお、図書館での調査に加え、練馬区情報公開課にも問い合わせを行いましたが、蛍橋に関する資料はないとのことでした。また、情報公開課の方の憶測にはなりますが、蛍橋付近で蛍を見ることができたので、橋の名前になったのではないかとのことでした。
なお、関連情報として、下記もご参照ください。
・練馬わがまち資料館(https://www.nerima-archives.jp/)
練馬区内で所蔵している1956年、2010年の蛍橋の写真を見ることができます。
しかし、石神井川と蛍に関する記載はありました。いずれも蛍橋とは直接の関係はありませんが、石神井川が蛍の名所であったことを裏付ける資料にはなるかと存じます。
・『北豊島郡誌(復刻版)』北豊島郡農会/編 千秋社 1989.5 ISBN4-88477-122-2
大正7年に北豊島農会から発行された資料の復刻版で、488pに以下のような記載があります。
“富士街道の正久保橋付近は螢の名所と聞えたり、皐月暗の季節に入れば螢狩にとて態々來遊する者も尠からず、總じて石神井川の沿岸は螢多く飛び交うさまえも云はれずとなん”
・『練馬のむかし―川と道―』神代武男/著 1992
「密秘登津」という江戸中期に書かれた文献の中に、大奥から蛍の所望があり、各所から蛍を取り寄せ、石神井川の蛍も取り寄せたという記載があることが引用されている部分(64p)があります。
- 回答プロセス
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練馬区内の橋について系統立ててまとめている資料がなかったため、「石神井川」をキーワードに検索。練馬区情報公開課にも問い合わせを行った。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 北豊島郡誌 北豊島郡農会/編 千秋社 1989.5 291.361 4-88477-122-2
- 練馬のむかし 神代武男/著 1992
- 東京の川を歩く 飯野頼治/著 さきたま出版会 2015.7 291.36 978-4-87891-421-8
- みどりと水の練馬 北沢 邦彦 練馬区土木部公園緑地課 1989
- 練馬・光が丘・大泉 やまひこ社/編集 リブロポート 1987.4 291.361 4-8457-0266-5
- 東京の川と水路を歩く メディアユニオン/編 有楽出版社 2012.8 291.36 978-4-408-59365-4
- 練馬を往く 1993 練馬区教育委員会/編 1993
- 「川」が語る東京 東京の川研究会/編 山川出版社 2001.12 517.2136 4-634-60820-0
- 蛍橋(石神井農業協同組合横) https://jmapps.ne.jp/nerima_archives/det.html?data_id=20169 2023/12/06
- 蛍橋(石神井農業協同組合横) https://jmapps.ne.jp/nerima_archives/det.html?data_id=24365 2023/12/06
- 蛍橋 https://jmapps.ne.jp/nerima_archives/det.html?data_id=33196 2023/12/06
- 練馬わがまち資料館 https://www.nerima-archives.jp/ 2023/12/06
- キーワード
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- 蛍橋
- 石神井川
- 照会先
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- 練馬区情報公開課
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 地域に関すること
- 内容種別
- 資料提供を伴わない情報の提供
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000343287