レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/06/29
- 登録日時
- 2023/06/29 14:01
- 更新日時
- 2023/08/30 11:18
- 提供館
- 京都市図書館 (2210023)
- 管理番号
- 右中-郷土-164
- 質問
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解決
京都市伏見区の西岸寺にある松尾芭蕉の句碑について知りたい。
- 回答
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京都市伏見区下油掛町の西岸寺(さいがんじ・せいがんじ)の境内に、松尾芭蕉の句碑があります。『野ざらし紀行』の一句、「我衣(わがきぬ)に伏見の桃のしづくせよ」と刻まれています。【資料1~9】
貞享2年(1685)、当時西岸寺の住職であり、俳人として交流があった任口上人(にんこうしょうにん・にんくしょうにん)を訪ねたおりの句とされています。【資料1~6、8、9】
文化2年(1805年)10月に建立され【資料4、5、7、9】、明治初期に再建されました。【資料7、9】
【資料1、2、4~6、9】に、句碑の写真が掲載されています。
- 回答プロセス
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●当館の郷土資料の書架をブラウジング。
・京都の寺社に関する資料・・・【資料1】白黒写真あり。
・京都の歴史に関する資料・・・【資料2】白黒写真あり。
・京都の地誌に関する資料・・・【資料3】
●京都市図書館所蔵の郷土資料をキーワード検索
・“西岸寺”・・・有用な情報はなし。
・“松尾芭蕉 京都”・・・【資料4】白黒写真あり。
【資料5】カラー写真あり。
・“句碑 京都”・・・【資料6】白黒写真あり。
・“文学碑 京都”・・・【資料7】
●【資料4】p228参考文献を確認・・・【資料8】
●キーワード“西岸寺 句碑”を、国立国会図書館サーチで検索・・・【資料9】白黒写真あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】『京都の寺社505を歩く 下』(槇野 修/著、山折 哲雄/監修 PHP研究所 2007)p289~291“西岸寺”
- 【資料2】『京・伏見歴史の旅』(山本 真嗣/著、水野 克比古/撮影 山川出版社 2003)p38~40“西岸寺”
- 【資料3】『昭和京都名所図会 6』(竹村 俊則/著 駸々堂出版 1986)p116~117“西岸寺”
- 【資料4】『芭蕉京・近江を往く』(京都新聞社 1978)p26~27“我がきぬにふしみの桃の雫せよ”、p228“参考文献”
- 【資料5】『京都・湖南の芭蕉』(さとう 野火/著、北山 冨士夫/ほか撮影 京都新聞出版センター 2014)p32~33“我がきぬにふしみの桃の雫せよ”
- 【資料6】『京の句碑』(俳誌「おむろ」発行所/編 1968)p63“わが衣に伏見の桃のしづくせよ”
- 【資料7】『京都文学碑所在地総覧』(高橋 昌博/編 2010)p66“松尾芭蕉句碑”
- 【資料8】『新撰京都名所図会 巻5』(竹村 俊則/著 白川書院 1975)p90~91“油懸地蔵”
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【資料9】『かみがたの芭蕉』(桃井 隆康/著 豊書房 1963)
国立国会図書館デジタルコレクション(送信サービスで閲覧可能)
info:ndljp/pid/1347082 22コマ(最終確認日:2023年6月30日)
- キーワード
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- 西岸寺
- 句碑
- 松尾芭蕉
- 任口上人
- 野ざらし紀行
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 郷土 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000335102