レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/11/21
- 登録日時
- 2022/12/11 00:30
- 更新日時
- 2022/12/12 12:34
- 管理番号
- 服部図書館R1000856
- 質問
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解決
一酸化炭素中毒の後遺症について
書かれた本がほしい。
- 回答
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参考資料を紹介した。
(1)p215~219「〈間欠型〉曝露から数日~数週間後に出現し、症状の改善は困難で予後が悪い。高齢や中枢神経障害の既往は危険因子である。無言・無動、パーキンソン症状、失行・失認、視野欠損、健忘、記憶力障害、言語障害、振戦、うつ状態、痴呆、幻覚・妄想状態、麻痺、舞踏様症状、皮質盲、末梢神経障害、失禁、性格変化」とあり。
(2)P332~335「遅発性・間欠型CO中毒:意識障害回復後、数日~1ヵ月後に発症する。失見当識・健忘症・記憶障害、性格変化、尿失禁、錐体外路症状」「間歇型一酸化炭素中毒:昏睡状態のあと、正常近くまで回復しながら、2~4週間後に突然、失当見識、錯乱、不穏状態、行動以上、歩行障害が出現」とあり。
(3)にも直後でなく数週間後に出現の症状について記載あり。
(4)予後についての記載あり
(5)「長引くと脳に障害」と記載があるが、障害の内容についての記載はなし
(6)自然科学ではなくルポルタージュになる。本市・大阪府立に所蔵なし。
- 回答プロセス
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レファレンス協同データベースに症状についての先行事例あり(登録番号1000110412)
- 事前調査事項
- NDC
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- 内科学 (493 10版)
- 参考資料
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- イラスト&チャートでみる急性中毒診療ハンドブック 上條吉人/執筆∥相馬一亥/監修 医学書院 2005.10 493.15 , ISBN 4-260-00088-8 (p215~219)
- 薬・毒物中毒救急マニュアル 西勝英/監修∥西玲子/著∥渡辺せい子/著∥福永栄子/著 医薬ジャーナル社 2003.9 493.15 , ISBN 4-7532-2052-4 (P332~335)
- 中毒百科 内藤裕史/著 南江堂 2001.6 493.15 , ISBN 4-524-20778-3
- 中毒症のすべて 黒川顕/編集 永井書店 2006.1 493.15 , ISBN 4-8159-1741-8
- 死に方別サバイバルガイド サラ・ブリューワー/著∥長束竜二/訳 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2015.1 498 , ISBN 978-4-7993-1633-7
- 1320 原田真子/著 遊タイム出版 2004.4 916 , ISBN 4-86010-050-6 (枚方市・大東市に所蔵あり)
- キーワード
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- 一酸化炭素中毒
- 後遺症
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 自然科学
- 内容種別
- 一般資料
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000325383