レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年11月12日
- 登録日時
- 2013/11/25 11:29
- 更新日時
- 2013/11/25 11:33
- 管理番号
- いわき総合-地域192
- 質問
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解決
戦前の「勿来町窪田字道作」地内の、当時の風景がわかるような写真・風景画等が載録された資料の所蔵調査依頼。
- 回答
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当館所蔵の以下の資料について調査した結果、勿来町道作地内に関する写真図版・風景画等を所蔵資料中に確認することはできなかった。
勿来町窪田字道作は、西から東に標高を減じ太平洋に向って張り出す丘陵およびその沢部に位置する。JR勿来駅からは直線距離で北西方向に約3.5km、JH常磐自動車道勿来I.C東側に近接する地区である。
同地区は、勿来町の中心市街部から離れた未開発の土地であったため、戦前から開墾を目的とした入植が行われていたようである。その後、この地区に開発の手が入るのは、昭和63年(1988)の常磐自動車道日立北I.C~いわき中央I.C間の全線開通に伴う、国道289号線の路線変更工事まで待たなければならない。国道の開通によって同地区は南北に2分された。
その後、インターチェンジに近く流通の便に恵まれたことにより、平成に入ると製材加工場、資材置場等が建設されるようになる。
現在は、前述の製材加工場、資材置場、住宅地として土地利用されている。
また、旧勿来市時代の昭和41年5月に設置された、いわき市勿来火葬場が同地区に隣接する。
- 回答プロセス
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当館所蔵資料の調査
以下の資料について調査したが、質問の回答となり得る記述、写真図版・風景画は認めることが出来なかった。なお、住宅地図により現在の土地利用を示す。
【資料①】『勿来町勢要覧 昭和25年度』
【資料②】『勿来町勢要覧 昭和30年度』
【資料③】『なこそ』1957
【資料④】『なこそ』1961
【資料⑤】『写真 磐城百年史 1957版』
【資料⑥】『写真集 明治大正昭和 勿来』
【資料⑦】『いわきふるさと大百科』
【資料⑧】『図説いわきの歴史』
【資料⑨】『保存版 いわき今昔写真帖』
【資料⑩】『いわき市勿来地区地域史1』
【資料⑪】『いわき市勿来地区地域史2』
【資料⑫】『いわき』
【資料⑬】『ゼンリン住宅地図 福島県いわき市③』:現在の土地利用状況。
【資料⑭】『いわき市都市開発図』
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 日本 (291 9版)
- 地方自治.地方行政 (318 9版)
- 参考資料
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- 【資料①】『勿来町勢要覧 昭和25年度』1950 石城郡勿来町役場[K-318.27/ナ-1950・1111987416]
- 【資料②】『勿来町勢要覧 昭和30年度』1955 石城郡勿来町役場[K-318.27/ナ-1955・1114593625]
- 【資料③】『なこそ』1957 勿来市役所[K-318.27/ナ-1957・1114602681]
- 【資料④】『なこそ』1961 勿来市役所[K-318.27/ナ-1961・1114602673]
- 【資料⑤】『写真 磐城百年史 1957版』1957 斎藤伊知郎[AL-210.6-1/シ・1112027139]
- 【資料⑥】『写真集 明治大正昭和 勿来』1980 雫石太郎[K-210.6-1/ナ・1110050570]
- 【資料⑦】『いわきふるさと大百科』2007 里見庫男[AL-210.1-1/イ・1112164387]
- 【資料⑧】『図説いわきの歴史』1999 佐藤孝徳・馬目順一[AL-210.1-1/イ・1113881476]
- 【資料⑨】『保存版 いわき今昔写真帖』2003 里見庫男[AL-210.7-1/ホ・1111367270]
- 【資料⑩】『いわき市勿来地区地域史1』2012 いわき市勿来地区地域史編さん委員会[AL-210.1-1/イ-1・1114002098]
- 【資料⑪】『いわき市勿来地区地域史2』2012 いわき市勿来地区地域史編さん委員会[AL-210.1-1/イ-2・1114619214]
- 【資料⑫】『いわき』2012 小野一雄[AL-210.1-1/イ・1114613035]
- 【資料⑬】『ゼンリン住宅地図 福島県いわき市③』2011 ゼンリン[K-291-ゼ-201107・1114602038]
- キーワード
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- 勿来町窪田字道作
- 写真図版
- 風景画
- 戦前
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土 地名
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000141194